酒井法子さんについての本 | ナオトのシアワセのオトナり

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東京の風は時に冷たく、厳しいけれど、
目を閉じると故郷・和歌山が微笑んでくれる。
だから僕は負けたりしない^^。

酒井法子さんの名前を見ない日は無かったのではというくらい、
今年の夏はテレビも新聞も大騒ぎだった気がするのですが、
ここにきて、今月は彼女に関係する本が立て続けに出版されています。

まあ、ワイドショーの視聴率が良かったらしいので、

その二匹目のドジョウを狙ったようにも思えるのですが・・・。

やはり気になるので、早速読んでみました。

ただ、今回の同じ人物をテーマに取り上げた本でも、

著者によってだいぶ内容の受けるイメージが違う事も興味深いです。





中でも「碧いうさぎの涙 酒井法子のタブー」は、

一連の事件を取り上げているだけではなく、

酒井法子さんとその周りのそれまでの軌跡を客観的に捉えてる点が素晴らしいと思います。

歌手活動のヒストリーに関しては、

以前、僕もこの日記で書いた事と、ほぼ同じ視点で書かれていて、

歌手面としては決してトップクラスではなく、不遇の時代もあった事など、

酒井法子=かわいいトップアイドルと安易な図式で報道するマスコミや、

誤解してる世間の人に是非知って頂きたい内容でした。


また、この本そのものが、

酒井法子さんをバッシングする意思では無く、

あくまで復帰を願う気持ちも含んだ書き方だった事もとても好感を持てました。



こういった本の中には、

やはり興味本位としか思えない彼女の生い立ちや身内のことまでを、

あたかもスクープのように衝撃的に書いてる箇所もあるのですが、

正直なところ・・・、酒井法子さんを長く応援しているファンの人は殆どが、

現役時代から彼女の実家の仕事の職種についてや、

中学時代のエピソードも噂の範疇ではありますが、

割と知っていたと思います。

僕もその1人です。

実際に彼女自身も、かつて持っていたラジオ番組で、リスナーの方からの、

「もし芸能界に入っていなかったら何をしてましたか?」

の問いかけに対し、地元福岡でヤンキーしてました!とサラリと答えたりもしています。

だから今更わざわざ一冊の本にして、

「暴かれた衝撃の過去!」

みたいに触れ込みされても、何にも驚かないし、

むしろ金儲けの浅はかな思惑が伝わってきてしまう。。。

ちゃんと調べた上で本にしたのでしょうか。




清純の二文字のイメージを押し付けてるのは希薄な世間と一部のマスコミの勝手な妄想みたいなモノです。

それでも、彼女が今まで、いや、今もなお多くの人の注目を集め、

応援してきた人が多いのは、

そんな家庭の問題や生い立ちなどのレベルの話では無く、

どんな時も目の前の仕事を笑顔でこなして、

次々とアイドルの新鋭が彼女の真横を通り過ぎても、

決してへこたれる事なく、走ってきたからだと思うのです。

少なくとも僕は、そんな彼女の活動に惹かれて応援させて頂いてます。



だから、やはり僕は彼女にはまた歌ってもらいたいです。

いけない事をしてしまった事は事実ですが、

そんな失敗を経てる彼女だから、きっとその障害を乗り越え、

また歌う事には大きな意味があると思います。

覚せい剤の恐ろしさや、苦しみを体験したのであれば、

そこに溺れかけてる人にどうか手を差し伸べてあげて欲しいです。

ソレは彼女にしか出来ない事だと思うので。。。



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