蒼い天使の糸 | ナオトのシアワセのオトナり

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東京の風は時に冷たく、厳しいけれど、
目を閉じると故郷・和歌山が微笑んでくれる。
だから僕は負けたりしない^^。

SKiというグループは、ほんの少し在籍しただけで、
すぐに脱退(卒業)していったメンバーも含めると、
かなりの数のOGがいると思いますが、
そんなグループの一人目のメンバーであり、
初代リーダーであり、初代会長、
さらにはIJRの取締役プロデューサーまで名乗った吉成圭子さん。

SKi本体にしても、

初期のシングルになった楽曲や、主要な曲は殆どが彼女のボーカルな気がします。

当の彼女本人はもう10年前に引退をしている訳ですが、

そんな初期の楽曲は、

今でもSKiのライブではあくまで現在の持ち歌としてガンガン現在のメンバーにより歌われるので、

自分を含め、当時を知らずに最近SKiを好きになった人たちでも、

その楽曲の音源(CD)を求めると、結果的に彼女のボーカルに辿りついてしまいます。


今改めて彼女の歌を聴いてみると、
彼女の持っていた肩書きをほぼ引き継いだ形とも言えるのが橋本美香さんなんですが、
彼女のやる気マンマンな歌に対する熱意に対して、
結構やらされてる感を自ら醸し出しつつ、
歌は上手いと思うけど、なんとなく今のSKiとは全く正反対の方向性を感じるのが面白いです。

そんな彼女のファーストアルバムが、

「蒼い天使の糸」


蒼い天使の糸/吉成圭子
¥2,999
Amazon.co.jp


95年12月のリリース。レコード会社もポリドールという事で、メジャーな感じ。

ジャケットにも歌詞カードにも“制服向上委員会”も“SKi”の一文字もありませんが、

実際最近のSKiのライブでも「蒼い天使の糸」や「笑顔が好きだから」などは

歌われているし、近日行なわれるカウントダウンの中にもこの辺りの楽曲は候補にあがるかも知れません。

歌詞の路線も、友情とか意外と意味深な内容なものが多いのも、

やっぱりSKiなのかな。。といった感じです。


ちなみにこのアルバムのシングル曲の「明日への勇気」は、

「魔法騎士レイアース」というアニメのエンディング曲にタイアップされていたそうです。

そのアニメ自体は全然知らないし、見た事が無いのですが、

全国ネットだったそうです。

大体的なタイアップ曲など無縁な感じの最近のSKiですが、

そんな事もあったんだと、ちょっと嬉しく感じました。