こんにちは。
今日誕生日を迎えました!!
51になったから、またアラフィフに戻ったってこと??
さて、昨日に引き続き、Netflixで健康系番組を見ました。
いやー、これは良い番組でした!!
世界各地の長寿の地域を調査している作家のダン・ビュイトナーが母国のアメリカでも変革を試みるという壮大な内容です。
以下4つの地域を旅して長寿の秘訣を調査するのですが、共通点がありまくりで面白いです。
沖縄
イタリア サルデーニャ島
ギリシャ イカリア島
コスタリカ ニコジャ半島
調査でわかったのは、大きく以下4つの共通点。
健康的な食事
コミュニティ(家族、友人)との繋がり
適度な運動(農作業や移動などで自然と体を動かす)
生きがい(生きる目的)を持つ
ほんと面白い。
アメリカは車社会ですし、色んなことが機械化、自動化されていて身体を動かすことが少ない。
それでいて、過去の食糧難の反省からカロリーの高い食事(しかも、ここ20年だかで1人分の量が増加している…)を摂っていることにより、病気にもかかるし平均寿命も短い。
↑の4つのエリアの平均寿命はアメリカの平均寿命の7〜10年長いようです。
最後の回ではシンガポールに訪れて、近代都市での長寿への取組みを調査します。
シンガポールも2030年には全人口の4人に1人が65歳以上になる見込みらしく、高齢化社会対策が急務とのこと。
たしかに、シンガポールはたくさん公園があるので、政府がそこで運動(運動サークル)を推奨したり、子が親の近くに住む場合家賃補助をしたり、老人ホームを増やすという日本とは真逆の政策が取られている模様。
実際、アメリカでは老人ホームに入ると寿命が3年だか6年短くなるという研究もあるらしい。
最後に、ダンが発起人となって、アメリカでも長寿社会を作ろうと、小さな街から改革を始めていきます。
車の交通量の減った大通りの車線を減らして、歩道を作ってウォーキングすることを推奨するという行政も巻き込んだ大掛かりな取組みです。
すると、その街の平均寿命が1年後に3年伸びたり、子どもの肥満率が6%減ったり、さらには病気の罹患率も減ったので医療費が25億ドル減ったとか。
これはほんと相当なインパクトです。
超高齢化社会の日本でも取り入れられることあるんじゃないかしら…
ま、少なくとも、個人単位で健康的な生活を送ることで、家族にインパクトを与えることはできますね。
ところで、平均寿命は英語でlife expectancyと言うんですね。
この番組で初めて知りました。
なんか英語の方が「今後の見込み(余命)」という、ちょいと前向きな表現でいいですね。
日本語の「(平均)寿命」って、終わりありきの表現かと…