こんにちは。
ようやく、辻村深月さんの「家族シアター」を読みました。
2年くらい前?に買っていたものの、私が他の本を読んでいる間に家族が読んでおり、なかなか読む機会が訪れませんでした……
先日読んだ「東京會舘とわたし」も短編集でしたが、辻村深月さんは短編も良いですね。
うんうん、こういうことありそうと思える出来事を散りばめた家族模様が描かれています。
どれも良かったですが、個人的には
「妹」という祝福
姉妹間の葛藤というかライバル心のせいで距離感のあった2人のお話。
タイムカプセルの八年
家庭や子育てに無関心の父を主人公にしたお話。息子の担任だった先生がね……
1992年の秋空
こちらも距離感のある姉妹のお話。
1992年は、スペースシャトル エンデバーに毛利宇宙飛行士が搭乗した年。
孫と誕生会
アメリカから帰国した長男家族と同居することになった父。
学校や友だちとうまく馴染んでいるかなど心配がちな祖父と孫の心温まるお話。
がグッときました。
ちなみに、「孫と誕生会」は、息子が毎朝の音読教材として使ってました
読み始めてから、「なんか、これ知ってるぞ…」と思った次第です。