どうも、電Nです。


前回は、移転前の三河知立駅の解体レポートの投稿をしましたが、今回は、移転後の三河知立駅の残っている工事の様子を見ていきます。



↑上りホームの改札を出ると、「鉄道の線路をつくっています」と書かれた看板があり、

線路に沿って少し歩くと、
まだ簡易的に枕木と三角コーンを置いただけの線路の行き止まりがありました。

駐輪場内に入り、知立駅方面へ線路を眺めてみます。
まだバラスト(砂利)が無くレールと枕木が浮いた状態で設置されています。

↑反対側(猿投駅方面)を見てみる。
ちょうど枕木を規定の高さまで持ち上げるため、地面との間に木材が噛ませてありますね。
後ほど、この線路と地面の間にバラストを入れるのでしょう。



今度は、駅から少し歩き、線路を跨いでいる陸橋から線路を見てみます。

↓全景
本線から分岐し、先は行き止まりとなっています。

分かる人は分かると思いますが、これは留置線です。

それもそのはず。
移転前から三河知立駅では、既存の留置線に保守用モーターカー常駐させていたので、そのための留置機能もこちらの新しい駅に移転させているという事なんですね。
↑これが移転前の三河知立駅での保守用モーターカー留置の様子
このようなレール輸送用車以外にもマルチプルタイタンパーが留置されることもありました。



では、話を戻して、
分岐器を見ていきます。

↓まずは、クロッシング部から
本線レールと留置線のレールが直接繋がるタイプではなく横取り装置(矢印の指す黒い装置)により、留置線側に進路を横取りするタイプの分岐器となっています。

↓次にポイント部
列車を分岐させる役割を持つ先端の尖ったレールであるトングレールの部分も矢印の指している「横取り装置」が設置されています。

普段は、横取り装置は外しておく事で普通に旅客列車が通過し、保守用車が出入りする時だけ横取り装置を線路上に置く事で分岐させて留置線へ誘導させるという事だそうですね。


また完成したら、保守用車両が来ると思うのでマルタイレール輸送車トロッコなどを見るのが楽しみです!!


それでは、今回は以上です。
最後まで読んでくれて、ありがとうございましたm(_ _)m
また次回お楽しみに!