先日、タナベスポーツからK2のテレマーク用スキーSHUKSAN 174cm(119/78/105 R16)が届きました。
ストライカーが意外に重量がありクロスファイアーと性格がだぶるので、もっと軽快で長さもちょい長めの、センター幅78mmの板をずっと物色していたのです、コブで使いやすい。
K2のリーコンがサイドカーブの点では理想なのだけれど、ちょっと重すぎるのです。
オガサカのE-TURNシリーズ、センター幅76mm長さ175cmのET-Gと迷ったのだけど、後者は張りがとても強いとの書き込みをネットで何度か見たのでパスし、K2のこの板にしました。
アパッチシリーズとは違い、この板は実寸も174cmです。メタル2枚入りの割には重量が1600gと軽く作られており(サロモンのトルネードのプレートなしモデルが170cmでやはり1600g)、なによりグラフィックが秀逸。
新潟の石井スポーツのテレマークスキーのコーナーで姉妹板のWORLD PISTEを触ったら丁度よいフレックス感だったのでSHUKSANに決めました。
これでテレマークスキーは2台目の購入になります。やはり1週間前に国産ブランドベクターグライドのBOLD(180cm 120/85/110)を買ったばかり。旧モデルが安く売り出されていたので、先行買いした次第。だからまだビンディングも付けていません。
SHUKSANにはマーカーのPISTON CONTROL 12.0 TCを付けました。昨今はプレートと一体成形でビンディング込みで販売される板が多いので、プレート付きの単体売りされているビンディングは今回買ったマーカーぐらいなもんです。
スタンドハイト33mm、重量1380gと適度な高さ、軽めの重量に抑えられており、今となっては貴重なビンディングです。
実物に触る機会がないまま購入したわけですが、届いた板を触ってみてひと安心。我ながらテレマークスキー板に目を付けたのは先見の明があったと自負しています。定価も安めに安めに設定されており、懐にも優しい。
トップが柔らかめの設定で、柔らかい雪ではトップの落とし込みが楽に行えそう。板は薄くちょっとペラペラ気味な気もするけど、硬い雪で乗る気はないし、返りが俊敏でしっかりしているのでまあ大丈夫でしょう。
もしみなさんの中で同じようなことを考えていらっしゃる方がいましたら、一つだけアドバイス。
テレマーク用スキー板はアルペン用の板に比べ、ブーツセンターが後ろ目に設定されていることが多いので注意してください。
ちなみに全く同じサイドカーブの板をアルペン、テレマークそれぞれに設定しているベクターグライドのそれは、テレマーク用の板のセンターが2cm後方にセッティングされています。
K2は長さが違うもののやはり同じサイドカーブのRECONと比べたところ(写真からの解析)、やはりテレマーク用のSHUKSANが1~2cm後ろ目にセッティングされているようでした。
しかしトップのフレックスが柔らかめなので、ぼくは1cmだけ前にしてビンディングを取り付けてもらいました。
このようなとき、自由にセンター位置を変えられるレンタル用ビンディングは便利ですね。
ファット系スキーに乗っている人ならおわかりかと思いますが、メーカー設定の位置だとしっくり来ないことも多くあるので、ビンディングを付け直した経験のある方も多いと思います。
事実ぼくはベクグラのボールドにチロリアのレンタル用ビンディング、SP120を付ける予定。
開放値も12まであるし、懸念される重量も片方で1250gとまったくフツウ。今期はメーカーでも既に在庫を切らしており、11月まで待たなければなりません。