よくお客様からの質問であるのが、ブーツのフレックス(硬さ)についてです。
ほとんどのブーツには、写真のようにフレックス(硬さ)が、数字で表記されています。
そもそも『フレックスとは何ぞや⁉️』と感じてる方もいると思います。
フレックスとは基本的に、ブーツのシェル(外側のプラスチック樹脂)の硬度を示してます。
数字が大きくなればフレックスは硬くなり、小さくなれば柔らかくなります。
各メーカーともに、ある程度は同じ基準で揃えられています。
しかし、同じ数値で記されていても、実は、メーカーが違えば、感じる硬さは違います。
例えば、同じ数字でも、Aのメーカーは硬く感じるのに、Bのメーカーは柔らかく感じるといったことがあります。
これは、すべてのメーカーで硬さの基準が統一されてるわけではないからです。
実は、それぞれ各メーカーの基準により、決められています。
また、同じメーカー内でも機種によっては、同じ数字でも硬さが違ったり、
足幅の狭いブーツと足幅の広いブーツでは、シェルの厚みが違うので、感じる硬さが違ったりします。
それらを理解して、自分に合ったフレックスを選ぶ必要があります。
基本的なフレックスの選択方法としては、こちらの基準が挙げられます。
○技術レベル
高い〜低い:硬め〜柔らかめ
○体重
重い〜軽い:硬め〜柔らかめ
○筋力
ある〜ない:硬め〜柔らかめ
目的によっても変わります。
○レース 硬め
○モーグル 柔らかめ
○例
足首が動かしやすいもの
足首が動きにくいもの
もし足首の動かしやすいブーツであれば、フレックスが硬い数値のものでも、柔らかく感じるかもしれません。
逆に、足首が動きにくいブーツであれば、柔らかい数値のものでも、硬く感じるかもしれません。
足首が動かしやすいブーツでも、ブーツのサイド(イン側)の剛性は強くしてあったりもします。
また、ソール(ブーツの底)の剛性を強くしてあるブーツもあります。
いかがですか?
単純に『フレックス』は、数字だけでは分からない部分もありますので、お客様の目的や目標に合ったブーツの選択、フレックスの選択をしていただきたいと思います。
このようなご相談も、スキー工房ヒグチでは受け付けております。
どうぞお気軽に、お問い合わせください😌
スキー工房ヒグチ