W杯は遂に決着。個人総合タイトル、国別で争うネイションズカップ。共に、この最終戦までもつれ込みましたが、個人は小林陵侑。追いかけるカール・ガイガーを見事押さえ込みました。陵侑自身も、プラニツァに入ってから、本来の調子を取り戻した印象を受けましたし、これは全くの想像ですが、ガイガーにも僅かに、万事休すの気持ちの表れが有ったのかも知れません。それにしても、2人とも今季のハードな日程を見事闘い抜きました。天晴。そして、ここにきてクローズアップされたのがネイションズカップ。スロベニアが首位オーストリアを逆転寸前まで追い詰めましたが、ここに及ばず。しかし、地元プラニツァは最高潮の盛り上がりを見せ、今季、個人タイトルでは縁の無かった両国でしたが、改めて、チームパワーというのは存在すると実感しました。そして、今季限りで引退の伊東大貴。アホネン、マリシュ、モルギー、シュリー・・・、キャリアの中で、数え切れない程の強豪と戦ってきました。2011/12シーズンはキャリアハイ。大貴を中心にワールドカップが回っている、そんな瞬間がありました。大倉山の連勝も思い出の一つです。決して忘れることのない貴重な記憶ですね。最後に改めて、この特別なシーズンを楽しませてくれた日本チームに感謝です。ありがとう。
W杯最終の地、プラニツァ。小林陵侑とカール・ガ イガーの拮抗した争いは、結末を迎えようとしています。89ポイント差。陵侑にとっては、ほぼ手中に収めたと言えるでしょう。日曜の個人最終戦を、ようやく前向きな気持ちで見届けることができますね。