W杯男子は年末年始のドイツ/オーストリージャンプ週間へ向け、暫くのブレイクとなりますが、ここまでの個人総合ランクトップはリヒャルト・フライターク、2位にアンドレアス・ヴェリンガーと、ドイツチームは上々の滑り出し。そして、昨年と同様に、この序盤、上位に名を連ねるダニエル・タンデ、カミル・ストフ、ステファン・クラフトといった各国エース。そこへ、ニューチャレンジャー・小林潤志郎が追いかける、という展開で、いよいよフォーヒルズを迎えることとなります。フライタークはこういったビッグイベントでも経験豊富、という意味では前年度のドーメン・プレフツのような失速を起こす可能性は低い、とも言えるでしょう。そのキャリアではまだ不足しているのが小林潤、ということになりますが、この週末のエンゲルベルクでは2戦とも1本目2位で通過しながら、2本目で順位を落とすという結果となってしまいました。しかし優勝の可能性を二日連続、実力で手繰り寄せることができた、というのが、個人戦出場僅か5戦(帰国のため2戦欠場)の中で見せた進化ではないでしょうか。ますます楽しみになってきました。