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とあるところで紹介文を読んで取り寄せてみました。
やはり深く心をうつお話しでした。

音楽には力がある、良きにつけ悪しきにつけそうである、とわたしは常々考えていたし、また息子にも言っていたのですが…。
これは、父親(元オーケストラ団員・バイオリニスト)が生きている間は決してモーツァルトの曲を弾かない、と約束した息子(現役バイオリニスト)の生い立ちのお話しです。

音楽は人の心と魂を動かし、救い、時には実際に命も救うというこの事実を知ると、やはり音楽とはただただ美しいだけのものとは違う崇高さを感じます。
それにつけても、ヒトラーのナチス・ドイツの政権下における非道さは、同じ人間なのかと、あるいは悪魔の化身!と罵りたくなる怒りを感じます。わたしは‥ワーグナーが好きじゃないかも。
まあ、それはさておき。
音楽を愛することが出来る喜びを!
色々考えさせられる本です。挿し絵もとっても素敵です。