得体の知れない
『得体の知れない』
この言葉が意味するものは?
例えば、中古車を買う時、車検の無い車を買うでしょうか?
整備記録も何もない車を買いますか?
人間の体においても、診療カルテがあります。
過去、どんな事があって、どう対処してきたか?
それが、きちんと購入者に伝わり納得するからこそ、
その価格の妥当性が担保されるのです。
なのに・・・
日本の中古住宅には、そんな車検のような検査記録もなく
(一部のメーカーにはありますが・・・)、車検のような定期点検
の記録もない。
つまり、どう建築され、どんな材料が使われ、どんな修繕を行われた
のか全く分からない『得体の知れない建物』であるのです。
それじゃ、中古住宅が安心して流通するわけありませんね。