住宅建設計画法 Vo.3
この法律では、5年を一つの事業計画とし、昭和41年以降
計第八期まで行ってきました。
では、その第一期昭和41年度~昭和45年度では、どんな事
を行ったのでしょうか? テーマはこれです。
『一世帯一住宅』の実現
昭和41年と言えば、昭和39年の東京オリンピック開催後の
頃ですね。
この頃は、世帯数が2182万1千戸に対して、住宅はと言えば
2109万戸でした。
つまりは、世帯数に住宅が足りていない・・・
そんな状況であったのです。
これは、建築する必要がありますね、この法律が出来たのも
頷けます。
ちなみに、この5年間の総建設目標は670万戸。
実に達成率100.6%にもなる、673.9万戸を建築しました。
その結果、世帯数を上回る住宅が、出来ました。
つまり、この時代既に、住宅が余る入口に立っていたとも言えるわけです。