・近所の書店で本書を購入する(前回、冲方丁氏の『はなとゆめ」を買った本屋)。
・無性に鎌倉時代中期を論じた本を読みたい衝動に駆られて読む。
・以前から思っていたのだが二月騒動は二月政変、霜月騒動は霜月合戦か霜月政変と
呼んだ方が良いと思う。「騒動」と呼ぶにはあまりにも凄惨で血生臭すぎる。
・細川重男氏の『執権』と服部英雄氏の『蒙古襲来と神風』を再読しよう。
・安達泰盛が主役の大河ドラマを希望する。
村井章介 著 岡林彩子 編集
『北条時宗と安達泰盛 異国合戦と鎌倉政治史』284㌻
講談社 講談社学術文庫2721 1110円(税抜)
蟹江征治 装幀 森裕昌 カバーデザイン
『八幡縁起』(サンフランシスコ・アジア美術館蔵) カバー図版
巻末に「北条時宗の履歴書」「安達泰盛の経歴」「主要人物の生没年」を収録
2022年6月7日第1刷発行
原本は『北条時宗と蒙古襲来ー時代・世界・個人を読む』という題名で、2001年NHKブックスとして日本放送出版協会から刊行。