・近所の書店で購入する(呉座勇一著『動乱の日本戦国史』と黒田基樹著『徳川家康の最新研究』を購入した書店)。

・和田裕弘氏の著作を読むのは初めて。

・旧国名地図と主要参考文献、柴田勝家略年譜有り。

・労作である。

・信用に足る史料が少ない中で評伝を書く事は大変だったろうな、と読了後思った。

・もし柴田勝家が中国地方、羽柴秀吉が北陸地方を担当していたらどうなっていたの

だろう?勝家の方が早く本能寺の変後の情勢に対応できただろうか。

・柴裕之氏の著書『清須会議』に興味を持つ。

・本書を読んで織田信孝の辞世の歌や、豊臣政権成立後の三法師(織田秀信)の人生を知る。

・織田信雄は今川氏真と同じ位悪運が強い人なのでは、と思った。

 

和田裕弘 著 並木光晴 編集

『柴田勝家 織田軍の「総司令官」』250㌻

中央公論新社 中公新書2758 860円(税抜)

2023年6月25日発行