彼には、
ここに帰って来るのを少しずつ
減らす様にお願いした。
もう、終わろうと思った時
どうしても好きな彼の事ばかり
考えてしまう自分がつらくて
何度も引き返して来た。
だから、次の人に引き継ぐ迄は
一緒にいてもらう事にしたんだった。
とにかく
私の引き取り手を探さなくては…
って焦った。
彼は、
一緒にいたいけど、
離婚もできないまま
と言うより、
する気がないまま一緒にいたいのだと
言うし、
なんなら、この状態で満足しているのだ。
私がこんなに苦しんで居ても
12年も経つのに
このままにしておくなんて
酷すぎる。自己中である。
そんな事に気付くまで
私は、12年も費やしたんだ。
干支一回りだ。笑
でも、
最後のわがままで、
私が寂しくなる事が、ない様に
便利使いしてもいい？
このまましばらく私に次の人ができるまで
私のお世話をしてくれる？
ってきいてみた。
それは3月の初め頃
そして、
とにかく急ぎで
私を好きになってくれる人を
探し出したのだ。
失敗もしたし、
だからこそ、少しずつ学んで
急接近しない人、
既婚者でないことにこだわってみた。
でも、なんと
カズヤは別居13年。
離婚が成立しないまま、
弁護士入れて協議中。
家族にお金だけ入れている
来年には離婚成立予定。
そんな人だった。
それでも
包み隠さず話してくれた事
やり取りをしてる間も、
会えるか会えないかもわからない人に
丁寧なやり取りをしてくれた事。
会った時の印象が良かった事。
何故？私？
って思うくらい イケメンだし。
(彼とは随分違うかも…)
でも、どの位 助け合えるんだろ。
弱みはなんだろう…
って事だった。
住んでるのは遠いけど、
そのくらいの方が良いかも…
位のノリで
お花見デートに誘ってみた。
素敵だった。自然だった。
大丈夫かも…
そう思った時に心を決めた。
それを彼に伝えたんだ。
包み隠さず。
その人と付き合ってみるね。と。
顔は？イケメン？
いい人なん？
いろんな質問がパラパラ来る。
うん、そうだよ。って答えた。
そのあと
もう、出ないとあかんかな？
その言葉に
私は、うん。
と伝えた。
次は、
彼が腰を上がるのを私が待つ番。