自分で自分の価値を見つけることはもう出来ない
どこで間違えたの
どうしてやり直せないの
死んだって無駄
誰からも必要とされない
誰からも大切にされない
自分で自分の価値を見つけることはもう出来ない
だから誰でも良い必要としてよ
あなたが必要だって
あなたが大切だって
誰か言ってよ
誰か私が生まれた意味を教えて
教えてもらえない限りただの生き地獄
子どもも産めない歳になったとき
私は死ぬよりほかないかもしれない
何かに縛られたい
苦しまないと生きてる意味がない
自分以外の存在を気にかけていれば、自分のことを忘れられる
醜くて卑しくて浅ましい自分の存在を追いやれる
自分のために生きるための理由が自分の中にはない
他人の結婚や妊娠の報せで傷口がえぐられる
だけどそれは口が裂けても言ってはいけない
独身貴族のちゃらんぽらんのどす黒い感情は
決して家庭のある人には話せない
家庭がある人が偉い
独身貴族のもやもやなんて一息で吹き飛ばされる埃
西加奈子さんは言ってくれた
苦しみは自分だけのもの
誰かと比べられてはいけない
苦しいなら苦しいと言って良いの、と
だけど
もうこの黒い黒いものを話す相手もほとんどいない
みんな、偉い偉い既婚者
独身がどれだけ喚こうが鼻で笑われるまで
どれだけ涙がでても
死んだほうがマシだと思っても
一人
一人でしかない
悲しい歌がある理由
という歌を出先で偶然耳にしたとき
立っていられないほどのダメージを負った
“結婚したいと思われるほど愛されたいってこと”
自分が存在する意味を
誰か与えて
誰か私を愛して
「意味なんて考えなくて良いんだよ」なんて
絶対に聞きたくない
意味と価値がなければ
こんな自分が存在する必要はない
どこで間違えたんだろう
生まれる必要はあったのかな
生まれたのが間違いってことか
愛されたいなんて思ってももう遅い
私にはなにもない
愛してもらえる理由がない
そんなんでどうして人から愛されるでしょう
誰にも話せない
誰からも愛されない
自分の中には見つけられない
すべてが塞がっている