Sam's tableへようこそ。
 
雨がまた続いています。
これ以上被害が
発生しないよう願っています。
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自家製「スモークサーモン」
 
今回は東急ハンズのハンズメッセで
 

「Food Smoker」
(グリーンハウス製)
という燻製用の道具を購入し、
これを使って
自家製スモークサーモン作りです。
 
妻がこれを使って
簡単に燻製が楽しめると
紹介していた番組を見たとの
ことで、購入してみました。
 
ご存じの通り、
今ではスーパー、コンビニなどでも
さまざまな種類の
スモークサーモンが販売
されていますよね。
 
私も大好きなので
自家製で味わいたいと思って
幾度か作っています。
 
「燻製」なので
スモークチップなどを使って
薫香を付けるのですが
主に段ボール箱状の
スモークBOXなどを
使用していました。
 
でも、これだと
スモークする煙の点から
室内での使用やベランダ、
庭先での使用は
住宅街ではできないので…

キャンプ場などに行く際に
ついでに持って行って
そこで燻製を作って、
持ち帰って来るといった
限定的な機会でしか
燻製が作れない状態でした。
 
スキレットと蓋を使っての
燻製も幾度か作りましたが
室内での使用では換気扇を
フル回転させて窓を開けても
煙と室内に残りがちな、
その香りの面で
やや、難がありました。
 
しかし、今回購入した
道具ではもっと手軽に
燻製が楽しめそうです。
 
作り方:
※ サーモンは「刺身用」または「生食用」
の表示のある品を使用してください。

※※ 既にスライスしてある品ではなく
刺身用の「柵」を買ってくださいね。
 
※※※ 生で食べるものなので
衛生面には注意してください!
サーモンに触れる作業時には
アルコール消毒や
使い捨てタイプのビニール手袋
などを使用して
作業してくださいね。

①買ってきた「サーモン」は
水気をキッチンペーパー
などで拭き取ります。
 
 
主原料の「サーモン」は
北海道産のみならず、
ノルウェー産、アメリカ産、
オーストラリア産、チリ産など
多様な産地の品が
出回っています。
 
②サーモンにまんべんなく
塩をまぶします。
今回はサーモンの重量の約1%程度の
塩をまぶしています。
 
今回は塩だけで、
ブラックペッパーや
ハーブは同時にまぶしていませんが、
お好みでお好きなハーブを
まぶすのも楽しいです。
 

今回はオーストラリア産の
タスマニア アトランティック
サーモンを使用しました。
 
②ピチットで塩をまぶした
サーモンをきっちりと
包みます。
 
 
 
 
 
ピチットは浸透圧を利用して
食材を脱水するシートで
今は小分けパックされたものが
東急ハンズなどでも
販売されています。

③ピチットで包んだサーモンを
冷蔵庫に入れて1日置きます。

④サーモンを冷蔵庫から取り出して、
ピチットをはがします。
 
 
ピチットの効果で水気が抜けて
程よくサーモンの身が
締まっています。
水気を拭き取らなくても
良い位です。
(実際に今回、水気は
拭き取っていません。)

⑤バットと網に乗せるなどして
サーモンを冷蔵庫に入れて
1時間程置きます。
 

今回はこの時にディルを少々、乗せました。
(この時、ラップなどはしないで。)
 
⑥スモーカーを用意します。
今回は購入した「Food Smoker」
(グリーンハウス製)を使用。
 
 
※ スモーカーは取扱説明書に
従って準備、使用します。
 
⑦スモークチップは定番とも言える
「サクラ」を今回は使用します。
 
 
 
⑧1時間程したら冷蔵庫から
サーモンを取り出します。
 

取り出したサーモンは
ジップロックバックなど
密封できるタイプの入れ物に
バットごと入れてスモーカーを
セットしてスイッチを入れ、
スモークチップに着火して
いよいよ燻製らしい
スモークを開始します!
 
※ スモークチップは着火して
燃焼させるので
取扱説明書の指示に従い
火気には十分注意してくださいね!

⑨スモークを開始すると、
バックの中は燻煙で満たされ、
燻製らしい香りが漂います。
 
 
 
スモーカーにセットした
スモークチップが全て燃焼したら
スモーカーを止めて
スモークは完了です。
 
⑩スモークが完了したら、
バックからスモーカーのホースを抜き、
薫香が抜けないように密封して
冷蔵庫に入れて2時間程置いて
落ち着かせます。
 
⑪冷蔵庫から取り出し、バックから
サーモンを取り出します。
これで「スモークサーモン」の完成!
 
 
(今回、スモーク時に乗せたディルは
ここで取り除いています。)
 
⑫完成したスモークサーモンは
切り分けてお皿に盛ってどうぞ。
 

ここではベビーリーフを敷いて、
切り分けたスモークサーモンに
ケーパーと、新たにディルを添えて
あります。


<余談ですが>
スモーカーを使うついでに、
カマンベールチーズも

スモークを掛けました。
 

買ってきた容器から取り出して、
そのままスモークを掛けただけで
見た目にはスモークチーズらしい
色となっていませんが
食べればハッキリと薫香が
感じられます。


<サーモンの種類による違い>
こちらは少し日を置いて同じスモーカーを
使用して作ってみた、チリ産の

サーモンを使った時の写真です。
 
 


色も、味も異なります。
いろいろな産地のサーモンで
作り比べてみたいですね。

 

FoodSmokerは便利、簡単に

燻製の風味を楽しむための

便利な道具といった感じです。

 

本格的な燻製の

風味、味わいという点では

やはり時間をかけて

燻煙で燻す方法には

かないませんが

日常でちょっと燻製の

風味を楽しみたい時には

あると便利だと思います。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。