ベトナムに長くいると、恋しくなるのが温泉。
日本ではそんなに恋しく思わなかったのに、

いざ、気楽に入れるところがなかなかないとなると

俄然恋しくなったりします。

 

そんな方に朗報です。

温泉というより、スパ感覚の泥湯なので、
ちょーっと違うかもしれませんが、珍しいスポットで

且つ、ホーチミンからも頑張れば日帰りできなくもない

場所にあるのでご紹介。

 

 

まず位置的にはこんなところにあります。

 

 

 

 

 

ホーチミン市内から車で1時間半〜2時間弱。
公共交通機関を使っても行けなくはないのですが、
途中までしかメイン期間がなく、その後はタクシーを

拾って乗り継がなければならないのですが、

そのタクシーも街中ほどは多くなく、ロカールの

方でも捕まえるのが大変だとか。

 

UBERを使うという手もありますが、それも

ホーチミン市内のように行かないこともあり、
金額もかなりかかることから、車をチャーター
するなどがオススメです。

 

 

ちなみに近くにはローカルの方に
大人気のビーチがあります。

 

 

 

ちょっと日本の海の家的な雰囲気のお店が駐車場脇に

並んでいます。そして海辺にさらに近づいていくと?

 

 

 

所狭しと魚介類が!!!
これは街中のローカルのお店にも見られる光景では

ありますが、海辺という雰囲気とともにあると

臨場感が増しますね!

 

 

 

ビーチは雑然としてますが、テントの屋根を貼ったエリアが

かなり広くあって、こちらは有料で使わせてもらうことが

できます。場所にもよりますが、大体終日で一人、

60,000vndくらいから。

 

そこで海遊びの間に休憩を取るのも良いですが、

何と言ってもお楽しみはシーフード!!

屋外なので、レストランのようにあれこれ

調理法のリクエストはできませんが。。。

 

 

 

 

美味しそうな貝やお魚、エビやタコなどがあっちこっちに

激安価格で売られています!!

 

 

 

おなじみの食材もありますが、普段目にするものより

大きかったり調理法が珍しかったり。他のビーチリゾート

では、レストラン形式で食べるところが多いので、

こういう日本のお祭りの屋台みたいなシフードの

売り方は逆に新鮮に感じたり。

 

 

 

 

 

しかしこちらがメインではありません。
このビーチから30分ほど車で行ったところに、

お目当の泥湯温泉を楽しめるところがあります。

 

道中には牛が歩いていたりして大変のどか。
日本ではなかなか見られない光景が広がるので、

移動もなかなか楽しいですね♪

 

 

 

 

さて、到着しました、Binh Chau Hot Spring!
温泉だけがあるのではなく、広大な敷地が一大リゾート
エリアになっていて、温泉、プール、簡単な遊園地など、

遊ぶエリアがいろいろあります!

 

 

 

 

ちょっとしたテーマパーク的なものになっているので、

まず入場料が104,000vnd、かかります。

約500円ちょっと。これに、各施設での利用料が

その場で追加される仕組み。

 

何をしたいかが決まっている場合は、この入場口で

先に払うこともできますし、まぁ様子を見てから決めよう、

という場合は、園内にてプラプラしながら現場に行って

決めたら払う、という形でも大丈夫。

 

 

とりあえず今回は泥湯温泉を楽しむ、という目的があったので

その場所まで行こうとするのですが、園内がかなり広い!!

道に迷いながらというのもありましたが、目的場所まで

5〜6分は歩きました。暑い時期にはなかなか大変。。。

 

 

 

どうやって乗るのかわかりませんが、側を通過していく

馬車がとても羨ましかったです。。。

 

 

とにかく地図を頼りにテクテク歩いて、なんとか到着!
入り口には大きな料金表が出ています。

泥の種類が白と黒と2種類ある、と書いてありますが、

この日は黒い泥しかなかったようですw
 

料金はマッサージをつけるつけないなどで変わって

きますが、泥湯を楽しむだけなら60分で450,000ドン。
90分で 700,000ドン。なかなかなお値段ですが、

たまのことなので奮発します(笑)

 

 

 



あとどのような格好で利用するのかのアドバイスも
書いてありました。基本は水着着用です。

 


 

 

自分のものを持って行っても良いですが、

料金内にレンタル水着とタオルがあるので、
できればそれを使った方がベター。というのも…?

 

 

 

 

 

 

ご覧のように泥が真っ黒!

そしてお肌にのせても傷つかないように、粘土状になっていて

粒子がとって持っても細かい!!ということは。。。

 

水着やタオルの生地の間にしっかりと入り込んで

しまうということ。これがなかなか落ちてくれないのです!

 

レンタルだったら、ざっとシャワーを浴びて、
タオルも洗わずに返却するだけですが、自前のものなら、

帰ってからのお洗濯が1度や2度では足りないことも。。

とても大変な手間なので、是非とも借りることをお勧めします。

 

 

 

 

コンクリートでできたバスタブがたくさん屋外に並んで
いて、2〜3人に1つずつ割り当てられます。
そして驚くことに、暖かいお湯が張られるのですが、

1組が終わるごとに全てのお湯を抜いて掃除がなされ、

新たなお湯が注がれるのです。これは嬉しい!!

 

最初にゆっくり10分ほど温まった後で、
パック入りの泥をたっぷり体に塗って、真っ黒に。

自分で濡れないところは友達に塗ってもらったりして、

普段は絶対しないであろう泥んこの塗ったくり合いw

小さい頃の泥んこ遊び以来でこれはちょっと楽しい!

泥の水分が蒸発して体温を結構奪っていくので、

体が冷えないようにだけ注意して十分に楽しんだら、

お湯に浸かって泥を落とします。そしてゆっくり

温まったら、更にシャワーを浴びてから着替え。

 

あったかいお湯と泥んこを楽しんだら、食後の

1杯。。。も良いですが、食後の温泉卵はいかがでしょう?

 

 

 

別エリアにこんなところがありまして。

これは温泉卵専用エリア。

卵型のオブジェのようになっているところの

底には適温の温泉が湧いており、売店で買った

卵を入れて15分ほどゆっくり待ちます。

 

 

 

すると綺麗につるん♪と剥ける美味しい温泉卵の出来上がり!
温泉卵って、なんとなく日本だけのもののように思って

ましたが、温泉が湧く所では、温泉卵を作りたくなるのが

世界共通認識なのかも?!(笑)

 

 

 

海も温泉も楽しんで、温泉卵も堪能したら、

帰途につきます。片道2時間弱とはいえ、帰り道は

時間的にも結構混雑することが多く、結構時間が

かかるので、帰宅後の予定は入れぬが吉。

これだけ広い施設なので、できれば1泊すると、

もっと堪能できるかもしれませんね。

 

どうでしたか?

ベトナムの泥湯温泉。

かなり作りこまれた施設なので、風情はないかも

しれませんが、なかなか楽しい非日常体験ができますよ♪
 

ちょっと変わった休日を過ごしたい時には

ぜひ、候補に入れてみてくださいね♪

 

 

 

 

店  名:Binh Chau Hot Spring
住  所:Suối nước nóng Bình Châu, Bình Châu
営業時間:06:00 - 20:00
予  算:500,000 vnd〜