南国で豊富な食材といえば?

バナナ!! 今回はバナナのおやつ2種類を
ご紹介します。

まずはこちら。
街角でよく見かける天秤のお店。
片方には炭火を置いて、いろんなものを炙って
売っていることが多いのですが、

 

 

 

手前のクローバーのようなものはワッフルのように見えますね。

ではその奥にある四角いのは???
ノシイカ? 何だろう???疑問に思いつつ通り過ぎる

方もおられるのではないかと思いますが、これ。。。

 

 

なんとバナナです!
と、種明かしをしても、とてもそうは見えない
形状ですよね(笑) バナナを圧縮整形して
乾燥させたものを薄くスライスしているのか、

人によっては、スライスしたものを整形して
いるという方もおられるようですが、それに
しては見事な「紙状」。

 

注文すると、目の前でこのバナナシートを

さっと掴んで、火がくべられている炭の上で、

ささーっと炙ってくれるんです。

 

その時はまだこのシートはとってもしなやかですが、

バタバタと畳んでビニール袋に入れて渡された

直後にはもうパリパリとした食感に。

 

バナナの糖分が熱によってツヤを出すのか、
とても美味しそうなのですが、さほどベタつかず、
ほんのりと甘酸っぱい感じの品良い甘さ。

 

表面はパリパリとしてても元はバナナで粘度も
あるので、ちょっとクニっとした食感もあり、

そこは好き好きのようですが、珍しいので是非一度。

 

さて、もう一つのバナナのおやつは…??

 

 

ふ、フライドチキン? …ではありません(笑)

これ、東南アジアによくあるおやつのバナナのフライ。

ですが、ちょとと変わっているのは、インドネシアや

マレーシアなどでは、大きなバナナはスライスするけど

普通サイズのバナナだと、スライスせずに揚げるところ、

ベトナムのこのデザートは、バナナを延して板のように

して、衣をたっぷりつけて揚げるのが特徴です。

 

 

使うバナナはそんなに大きくもなく、そのまま揚げても

良さそうなのですが、これをわざわざ延して揚げる。

そしていくつもを延したものに衣をつけて巧みに

まとめて揚げるので…?

 

 

こんな感じで、カリッカリの衣の内側にへばりつくように

バナナがペットリ。カリカリとした衣の食感に

甘酸っぱいバナナの香りがふわっと登り、揚げ物だけど、

バナナの酸味でさっぱりともして感じられながら、

やっぱりボリュームもあるという、摩訶不思議な食べ心地。

 

カロリーが気になってしまうおやつですが、

まぁたまのことならば気にせず美味しく食べましょう(笑)

 

衣がしっかり油を吸ってることがあるので、なるべく

揚げたてのものをリクエストして売ってもらうのが

コツといえばコツ。

 

どちらも10,000VND、50円くらいから売られているので、

見かけたら是非、駄菓子感覚で味見してみてくださいね♪