大ゴッホ展に行ってきました。&茶色のジャンパーのお姉さん(上海の地下鉄でスケッチ) | 浮世のスケッチブック

大ゴッホ展に行ってきました。&茶色のジャンパーのお姉さん(上海の地下鉄でスケッチ)

 転勤で赴任していた中国、上海から2019年の10月に帰国しました。

上海で描いたスケッチを紹介しています。

 

 先日の日曜日に神戸市立博物館に「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」を見に行きました。

ほとんど事前の情報を調べないままだいぶ前にネットでチケットを購入し、観覧日時を予約して行ってきました。

博物館の前に行くと人が行列していてチョッと焦りましたが、時間予約していればすんなりと入れました。

さすがにゴッホは人気で3連休中と言う事もありすごい人でした。

 後日、HPを見ると「誰もが知る―ファン・ゴッホになるまで。」と言うテーマでオランダ時代やパリに出て来た頃の作品ばかりで、いわゆるみんなが思うゴッホの作品は殆どありませんでした。

明るい色彩と、激しいタッチのゴッホらしい作品は「夜のカフェテラス」くらいでした。

 

 次回の展覧会がアルル時代から晩年の作品の展示になるようで、今回はプロローグの様な感じでした。

でも、まったくゴッホらしい作品が無いと問題だと思ったのか、唐突に「夜のカフェテラス」だけが展示されていました。

展示の順番も時代の流れから外れ動線も違うこの作品だけを見る展示室に展示されていて写真の撮影はOKですが、前に立ち止まる事も出来ずじっくりと見る事は出来ませんでした。一定の速度で歩いてみるだけです。

これしか見るモノが無いので「夜のカフェテラス」に力を入れるのは分かりますが、チョッと「なんだかなぁ」と言う感じでした。

 

 展覧会のメインビジュアルもこの「夜のカフェテラス」ばかりで、有名な作品が他にも見れるかと思っていきましたが、期待外れでした。ゴッホの人生をたどると、作品数も多いし人気なので一度に借りるのが難しいので2回の展覧会に分ける事は理解できます。

でも、今回と次回で作品の質に差が有り過ぎる気がします。プロローグの様な今回の展覧会はもう少しチケットが安くても良かったのではと思ってしまいました。

2回分をセット販売して少し安くしても良かったと思います。

 

次回の展覧会も行くとは思いますが、人が多過ぎて...

もう少し落ち着いて見られる工夫はないモノでしょうか?

 

 

 

2019年の3月中旬の上海でのスケッチです。

今回のスケッチは仕事帰りの地下鉄でのスケッチです。

茶色のジャンパーに薄茶のマフラーのお姉さんです。

 

 

 

画像をクリックすると大きな画像が参られます。

 

 

「茶色のジャンパーのお姉さん」

仕事帰りの地下鉄で見掛けたお姉さんです。

バックスキンっぽいジャンパーの質感表現が難しかったです。

 

大ゴッホ展の写真です。

 

撮影OKの数枚だけ写真が撮れました。
 

夜のカフェテラスは別室でロープが張られた壁際のコースを歩いて見ます。
 

「立ち止まらないでください。」と監視のおじさんがずっと言ってます。
油断すると絵をバックに自撮りする人や記念撮影するグループがいるみたいです。
美術館の人も大変です。
 

自画像も撮影OKでした。
 

小品の草地。
 

 
 

小説本とバラと彫像のある静物
 

 

展覧会のチケットの半券です。

ネットでチケットを買って、スマホのQRコードがチケットでしたが、市立博物館は半券をくれます。

展示室が3階と2階に分かれていて移動時の階段が入場前の人の動線と重なるので入場した証明として半券を渡してくれます。

スクラップブックに展覧会のチケットを貼って保管しているので、デジタルチケットでもちゃんとした半券が貰えると嬉しいです。

 

他の美術館(中之島とか)でも半券を渡してくれたら良いのにと思います。

 

 

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