黒いコートののお姉さん(上海の地下鉄でスケッチ) | 浮世のスケッチブック

黒いコートののお姉さん(上海の地下鉄でスケッチ)

 転勤で赴任していた中国、上海から2019年の10月に帰国しました。

 

上海で描いたスケッチを紹介しています。

 

  先日のブログで中国ドラマを見ているので、時間がなくてブログの更新が出来ないと書きました。

 元々は中国に駐在中に日本語の字幕付きで中国語を聞くと中国語に慣れるかと思い見始めました。

 

 先日、神戸の灘に用事があり会社を休んで行って来ました。

用事は午前中に終わってしまったので、兵庫県立美術館に「描く人 安彦良和展」を見に行って来ました。

「安彦良和」と言っても知らない人が多いと思います。

ガンダムのキャラクターの設定をしたり、作画をしたアニメーターでし。

中高生の頃、この人が描く絵にあこがれて絵を描き始め、いまだに描いている私としては見に行かなければならないと言う義務の様なモノを感じていました。

早い段階で見に行けて良かったです。

 展覧会は宇宙戦艦ヤマトの作画やガンダム、それ以降のアニメ作品、マンガ等幅広く展示していました。

ほぼ全ての作品をリアルタイムで見ていた私には懐かしさを感じさせる展覧会でした。

 会期の最初の頃で雨の平日と言う事もあり会場に人はまばらでゆったりと見る事が出来て良かったです。

会場に居る観客が私と同世代のおじさん、おばさんしか居ないので笑ってしまいました。

20代、30代どころか40代っぽい人も殆ど見掛けませんでした。

美術館の企画展で良く見掛ける私達の上の世代のおじ様、おば様も当然居ませんでした。

 10年ほど前に同じ、兵庫県立美術館であった「大河原邦男展」の時はもっと幅広い年代が居ましたが今回は世代の偏りがすごかったです。

同じガンダムの設定に関する主要メンバーなのに観客の年代が違い過ぎて面白いです。

休日とかに行くと違うのかもしれませんが、私が行った日はそんな感じでした。

 私が安彦良和さんの描く絵を見てワクワクしていた時に、同じ時代を思いを同じにしていた人達です。

中高生の頃の青臭い思いをいまだに引きずっている仲間に会えた気がする日でした。

 

 

2019年の3月下旬の上海でのスケッチです。

今回のスケッチは仕事帰りの地下鉄でのスケッチです。

黒いコートのお姉さんです。

スマホで通話していました。

上海の地下鉄で通話をしている人は殆ど見かけませんでした。

中国に行く前に日本で見かける中国人のイメージで回りの人の迷惑を考えずに電車の中で大声で電話をしているイメージがありました。

私が上海に行った頃はWeChatのようなメッセージアプリが普及して連絡は殆どWeChatで済ませ、電話を描ける事があまりありませんでした。

なので、今回のスケッチの様に地下鉄で通話している人は珍しいです。

 

 

画像をクリックすると大きな画像が参られます。

 

 

「黒いコートのお姉さん」

仕事帰りの地下鉄で見掛けたお姉さんです。

全身、真っ黒な服装で黒のトーンの表現が大変でした。

 

今日の記事の美術館の写真です。

雨が上がった直後です。

カエルに合う天気でした。

入口前の掲示です。

ガンダム(映画版)の有名なシーンの原画を基にしています。

展示室に上がるエレベーター前の記念撮影エリア。

前後のパネルの間に立てばホワイトベースのクルーの仲間入りですヵ。

 

展示室内は撮影禁止なので、チラシで作品紹介。

 

 

今回の戦利品。

図録4400円

 

 

ポストカード一枚250円程。

マニアが買うと思ってか高めの設定です。

右端のはがきはSNSで展覧会を紹介すると抽選でもらえるポストカードです。

 

クラッシャージョウとダーティペアのポストカード

小説の挿絵を安彦良和さんが描いていました。

小中学生の頃に夢中で読んでいました。

 

 

フェイスブックで紹介したらやっぱり同級生の反応は良かったです。

 

 

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