オレンジ色の作業着のおじさん(上海の地下鉄でスケッチ)
転勤で赴任していた中国、上海から2019年の10月に帰国しました。
上海で描いたスケッチを紹介しています。
先日の雨以降、ここ数日の関西は気温が下がってチョッと肌寒かったですが、今日は暖かかったです。
春らしくなって来ましたが、この時期に着る丁度良い服がありません。
シャツだけでは寒かったするので何か羽織りたいのですが、良いモノが見つかりません。
休日に着て行くモノはあるのですが、会社に着て行く丁度良いモノがありません。
前はジャケットを羽織れば良かったのですが、コロナ禍以降、会社の服装のカジュアル化が進みジャケットとか着ている人が殆どいません。
若い子のラフな格好はそれなりに格好が良いのですが、おじさんのラフな格好が様に成りません。
平日にラフな格好で出歩いていると真面目じゃない人っぽくなってしまいます。
ジャケットとかよりカジュアルで、もう少し堅気に見える服装を探しています。
ずっと気にしていますが、今のところコレと思うモノが見つかりません。
困ったモノです。
2019年の3月中旬の上海でのスケッチです。
今回のスケッチは仕事帰りの地下鉄でのスケッチです。
オレンジ色の作業着のおじさんです。
上海はプラタナスの並木がとても綺麗です。
でも春は綿毛が舞い、秋には大量の落ち葉が出ます。
毎日早朝からおじさん達が道路の清掃をしています。
上海は一見とても美しいですが、それを大量の労働者が支えています。
私が上海に居た頃、盛んにもてはやされたレンタル自転車もスマホ一つでレンタル出来てIT産業の様に言われていましたが、郊外にばらけた自転車を深夜に人力でトラックに載せて回収して、人が多い街中に配置し直していました。
夜通し働いている人の力で成り立っている商売でした。
中国のITは進んでいると言う人がいますが、裏で安い賃金で働いている多くの労働者の力で成り立っていました。
労働人口が減っている日本には出来ない事だと思っています。
私が毎朝見掛けた作業中のおじさん達も目が合うとニコニコして挨拶してくれる気のいい人達でした。
中国から帰国して5年近くになりますが、あの人達の賃金とかが上がって幸せに暮らしていたら良いのにと思います。
画像をクリックすると大きな画像が参られます。
「オレンジ色の作業着のおじさん」
仕事帰りの地下鉄で見掛けたおじさんです。
全身オレンジ色の作業着で肌の色と差が付き難くて難しかったです。
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