最後に書いた記事が、ほぼ1年前の骨折のことだった。フォローを外さずにいて下さる方々に本当に申し訳ない。今年はせめて月に1回更新するのが目標です。


今日は新年にふさわしいテーマ、「カレンダー」で書こうと思う。


我が家はたぶん10年以上前から、リビングにかけるカレンダーはほぼ日ホワイトボードカレンダーである。ずっとほぼ日のファンだったし、書いたり消したりできるのは便利ではないか!と思って使い始めたのだが、千鶴が、書きこんだものを片っ端から消してしまうので、その機能はうちの場合は役に立たないということがすぐわかった。


とはいえ、デザインがシンプルで素敵だし、繰り返しになるが私がほぼ日の熱心なファンだったので使い続けてきたんだけど、普通のカレンダーの倍くらいのお値段だから、3年くらい前にこれじゃなくてもいいよねと思い始めて、買うのをやめようとしたところ、千鶴から強硬な抵抗にあった。千鶴にとってはクリスマスイブにシャンメリーを飲むのと同じくらい、秋になるとほぼ日カレンダーを買うのが年中行事になってしまっていたのだった。


一昨年はほぼ日の株主優待品でホワイトボードカレンダーが選べたので、毎年選べるのかな?と期待したのだけど、昨年はカレンダーは選べず、(今回は炭酸水が入れられるという水筒にした。夏に使うのが楽しみ。)2024年のカレンダーは泣く泣く自腹?で購入したのだけど、毎年、魅力的なアーティストが担当する月の数字のデザインが、なんと今年は酒井駒子さんだった。しばらくほぼ日のサイトを見てなかったので知らずに買い、そして、実際に見てもわからなかった、、、。数字の色が鮮やかな朱色で酒井さんの絵のイメージと違っていたから。今日久々にほぼ日を見に行ったら、酒井さんのインタビュー記事を見つけた。添えられたイラストは見直してみると確かに彼女の絵本の世界。嬉しい。


トイレには高校の同級生の友だちが雑誌社で手がけたものをプレゼントしてもらった宿根草の美しい写真のカレンダー、洗面所に可愛らしい猫のイラストのカレンダーをかけた。こちらは30年来の友人が福岡で開催したグレイヘアのイベントのクラウドファンディングの返礼品。ラベンダーハウスという、福岡で障害者の就労支援をしている事業所のものだ。見るたびに友だちを思い出させてくれるカレンダーはこの一年、孤独を少し癒してくれそう。





千鶴はもちろん毎年買うカレンダーが決まっている。ルノワールの輸入カレンダーで、大小サイズがあるものを両方買い、二つとも自分の部屋に飾っている。






何から書けばいいやらというほど、久々の更新。差し当たって、直近の重大事件は年末に骨折して一ヶ月あまり松葉杖生活をしていたことである。

今の住まいは全くバリアフリーではないので足を折ったりしたら大変、千鶴とバナナの世話ができなくなるようなことは絶対にさけなくては!と怪我をしそうなことは極力避け、(テニスとか自転車とか)太極拳や体幹コンディショニングに勤しみ、転倒予防にかなりの神経とエネルギーを使ってきたつもりだったのに、年末の買い物に出て、“ただ歩いていて“ 足を捻り、転倒してしまったのである。


買い物はなんとか済ませてバスで帰ってきたが、左足の甲の外側真ん中あたりが腫れ上がり、その夜はかなり痛くて鎮静剤を飲んだ。翌朝には痛みはほぼ治っていたので多分捻挫だろうから湿布薬だけ買ってくればいいかと迷ったが、念の為、最寄りのかかりつけの整形外科は年末年始の休みに入っていたので別の遠くの整形外科にタクシーで行って、レントゲンを撮ると、「折れてますね」と言われて、驚愕。。。簡易ギブスをつけられ、松葉杖と痛み止めの処方箋をもらって呆然として帰ってきた。


薬をもらいに最寄りの調剤薬局までほんの300メートル歩くのが、慣れない松葉杖だと果てし無く遠く、そしてやっと辿り着いたら、処方箋を忘れてきていた。元気が出たら取りにきますと言って、また長い時間をかけて自宅に戻る。元気出そうにないとへたり込んでいると、薬局から、保険証をお忘れになっていますと電話がかかってきて、結局気力を振りしぼり、痛み止めはもらってきた。松葉杖は脇が痛くなってしまうのでタオルを重ねてまき、高さも調節してカスタマイズすると少しは楽になったけど、それもですごい体力を使わなくてはならないことに変わりはない。薬を取りに行った時の次に辛かったのは、骨折して10日目に千鶴の外出でみなとみらいに行った時。骨折してからはそれまでずっとタクシーで移動していたが、ヘルパーさんも一緒だったので、思い切って、電車で行ってみたのだけど、電車のホームで降りたところが目的地のクイーンズスクエアまで遠すぎて、入り口までで体力を全て消耗し、娘たちと昼ごはんを食べることになっていた、あと少しのところにあるマックまで辿り着けなかったのだ。大きな駅の場合、動線を確かめてから出かけないと松葉杖では大変なことになると思い知り、その後の外出時は駅構内の立体図をネットで調べたりしたのだが、自分にはそういう図面を見て理解する能力がほとんどないことも思い知る。結局、足をついたら治りが遅くなりますよと言われていたけど、折れた箇所に響かないように踵で着地するようにして、けっこう足をつきながら歩いていた。そうやって動き回っていたことや体幹コンディショニングを指導してくれている友人が出張で加圧トレーニングもやってくれたことが功を奏したのか、骨がくっつくのは早かった。太極拳が早く元通りにできるようになりたい!というモチベーションがあったのも良かったのかも。リハビリの時に、理学療法士さんに、骨折しないように色々やっていたのに、、、と愚痴をこぼすと、やっていたからもっとひどい怪我になるところが軽く済んだのかもしれませんよと慰められ、そのように思うことにする。


写真はギブス用のサンダル、Amazonで大きめのを注文したので、友人が以前千鶴とお揃いでプレゼントしてくれたモコモコのぬいぐるみみたいなルームシューズを靴下に重ねばきしているところ。踵の衝撃を減らしてくれて、松葉杖で出かける緊張感もほっこり和らげてくれた。








先日、吉祥寺の東急百貨店に行ったら、オープンしたばかりらしい「#ワークマン女子」に長蛇の列ができていた。自分には縁のないお店と思っていたけれど、それを見てにわかに興味がわいてきた。

オンラインショップを覗いてみたら、どんな悪天候でも娘の気分次第で1時間でも2時間でも歩く羽目になる私たちの助けになりそうなアイテムがいくつも。しかもびっくりするぐらい値段が安い。試しにレインパンツと、薄手のアウターを注文してみた。どちらも1900円という驚きの価格!






アウターは、特別な機能があるわけではないけど、着てみると、びっくりするぐらいポケットが深いのがワークマン仕様か?犬の散歩のついでに千鶴に頼まれた定形外の郵便物をポストに投函することが多い私にはとっても便利。レインパンツは、こんなのがあったらいいのに、、、とずっと思っていたもの。重ねばきするのでLサイズを買ったが、ちょうど良さそうである。防水のプリーツスカートなどもあり、レインパンツの使い勝手がよければ、外出時はスカート一択の千鶴にも、「レインスカートだよ」と重ねばきをすすめてみよう。この夏、大雨の中を歩き回って行き先に到着する前にびしょぬれになり、ユニクロで着替えを買ったこともあったのだ。もちろんうまく機能するかどうかは使ってみないとわからないけど、いくつか試してみる価値はありそう。ヘビーユーザーになる可能性大である。