宏くんからの無茶ぶりを受け、渋々逆立ちをして写真を撮らされたものの、意外と逆立ちが楽しいことに気付いてしまった渡邊は、その後試験勉強の合間を縫いながら、逆立ちの練習に励んだのだった。


「勉強の息抜きには、やっぱり逆立ちが一番だよねっ☆ 今流行りの逆立ち系男子ってやつぅ?とか言ってみたりぃDASH! ウフフ☆マヂちょぉウケるんですすけどッ☆」


試験前のプレッシャーからか、なにやらテンションがおかしくなってしまったらしい渡邊は、それでも逆立ちし続けた。


雨の日も....風の日も......





そしてある日渡邊は、逆立ちをし過ぎたあまり、












銅像になってしまった。


宏「ほんまかいな......」






現実逃避を極め過ぎて、気づいたらもう銅像になっちゃったのだ。


悲しみに暮れる村人達。



彼の勇姿は未来永劫、後世に渡って村人達へ語り継がれていくことだろう.....
















とかいうしょうもない妄想してないで勉強します。



てやんでい。




(渡邊試験期間開始まであと2日)

<<悠>>