お盆から少し経ち…遠方から来られる
遠征の方達が落ち着いたタイミングで
いつもの通り鵜来島へ行ってきました

ただ、今回は直前まで
粘らせていただいたものの、
マルサゲの柴田出船が出ないということで
グンカンの家本渡船にお世話になることに



どうやら、聞いたところによると

ルアーに限って言えば

最近はグンカンでの出船の方が

マルサゲよりも多いとのこと


理由はイマイチ分かりませんが、

足場が広く、同行者全員で上がりやすい

グンカン低場やヒラバエのがあることや、

昔のネット記事やブログを見る方が

多いからでしょうか?


個人的には最もカンパチやキハダの

実績があるニシノハナや、

シブダイ、スジアラが釣れる例の磯を含む

マルサゲ周りの方が魅力的ですが…


なんにせよ、真夏の時期にも

もっとお客さんが増えて

出船する日が沢山増えてくれると

私としては大変ありがたいですね




この日のお客さんは私含めて4名

全員ルアーで、2人組の方が1組という状況

連日、カツオ系はよく釣れていますので

もう少しいてもいいような気はしますが…


とりあえず、片島港から約40分

いつもの時間感覚で船に揺られ、

船が速度を落としタイミングで前に出てみると

そこには名礁マルサゲが!


船頭さんの勧めで2人組の方が

低場へ上がるということで、

私は迷わず高場を選択



前回は海の色が変わるほどの

キビナゴの群れが足元に居ましたが…

台風を挟んだこともあってか、今回は少なめ


また、潮は引き潮でしたが、

今回は上りは付いておらず、

真っ直ぐ九州方面に向かって

まっすぐ流れる強めの下りでした


潮が当たる東向きに投げたいですが

朝日が眩しいのと、あまりにも

潮が早すぎて釣りにならないので

低場の方と揃って西向きで開始




開始早々に低場の方がペンシルで本鰹をゲット

60近いよく肥えた魚でした、羨ましい…


一方の私はアレコレ投げますが

アタリどころかチェイスも無し


まぁ、それでも立っているのは天下のマルサゲ

鵜来島海域の磯では最も潮がよく通る

ルアーをするなら紛れもない超一級磯です


朝のジアイが終わったとしても、

いつ大型が食ってくるか分かりませんので

気を張りながら投げ続けますが…


いつもの通り?音沙汰無し

立派なダツがスレでかかったほかは

特に何も無し



潮は動き続けており、ジグだと

150gでも底取りに苦労するほどですが

これといって何もないまま時間が過ぎて

いくばかり


贅沢な話ですが、このままでは

いかんと判断して見回り船で磯変わり




ある程度潮が引いたので、

朝のうちは上がれなかったヒラバエに

移動させてもらいました




本島向きには小型のボートが一艘


少し遠かったので何狙いだったかは

分かりませんでしたが、

オキアミの完全フカセをやっているようで

手際よく次々に釣り上げています

時期的にメジカやイサキでしょうか??


とりあえず、磯近くの潮の中に

魚がいる事は分かりましたので一安心


ただ…

ヒラバエの潮も下りでしたが、

いつもと少し角度が異なり

九州の北に向かって緩く走っています


これがどう影響するのかが

よく分かりませんが、普段と異なるのは事実


何か起こる事に期待してジグを投げると

その一投目に



この夏、3体?目のコレ

やたらよく掛かります


正直、狙って釣るのは

かなり難しいタイプだとは思うのですが…

今年は湧いているのでしょうか?


丁寧に海へお返しして、仕切り直し



先客であるボートの方の

邪魔にはならないよう広く探りますが

一度だけモンツキっぽいアタリがあったのみで

魚を釣り上げられません


あぁ、今回も中々に厳しいな…


そんな事を考えながら投げていると

ボートの方がいいサイズの魚をかけたようで

やり取りに苦労されています


邪魔にならないよう、休憩も兼ねて

しばらく様子を見ていると

どうやらカツオ系の魚のようです


取り込みをされるまで暇なので

この待ち時間にミノーへチェンジ


網で掬われたのを確認してから

潮目に投げると気持ちの良いアタリ!


大型ではないのはすぐに分かりましたので

グイグイ寄せて取り込んだのはハガツオくん



50半ばくらいでしょうか?

持ち帰りが確保できてよかった…


丁寧に締めてクーラーに入れた後、

追加を目論んで同じ狙い方を続けますが

前回同様、追加できる気配が全くありません


群れで回っている魚のはずなのですが

一瞬で抜けていったのでしょうか…


結局、最後まで粘りましたが

そのまま魚を追加できずタイムアップ


お迎えの時間となりました



持ち帰りの魚は釣れましたが、

その魚はボートの方の釣りを見て

そのおこぼれを頂くという

自分の力で釣ったとはとても言えない

なんとも情けない結果に…


自分が普段、いかに何も考えずに

釣りをしているかを再確認する形となりました


自分で釣った!と言える釣りができるのは

いつになるのでしょう…ね…