南東にある台風が少し怪しいほか、
前日に通過した一つ前の台風による
北風の影響が気になるところですが、
船は出てくれると言うことで
今回もいつもの船で鵜来島へ!

お盆休みということで大型連休に
されている方も多い時期ですが、
カレンダー通りの休みである業種の私には
あまり関係ありません

普段通りの週末感覚で磯は向かうのみです

しいていえば、お盆なので普段にもまして
水の事故に気をつけることと
殺生はあまり…ということでしょうか

前者はいつも以上に気を付ければ問題なし
後者については気にするだけ無駄でしょう


お客さんは私達を含め10名ほど
大半がルアーで、他は底物の方です


日の出とともに出船し、水島へ〜


とはならず、まずは本当の港へ

ここで高見→柴田へ荷物の積み替えです


というのも、この日は前日に

柴田が夜釣りに出ており、その方達に

トラブルがあってはいけないので

島で待機されていたために発生した作業


私は夜釣りを殆どしませんが、

このように気を配っていただけるのならば

危険の多い夜釣りの方でも安心ですね


荷物を積み替えたあとは

本日の磯周りであるマルサゲ方面へ!



まず最初に高場へ向かいますが、

船を着けても誰も降りようとしません


すると船頭さんから「高場上がる?」との打診


文字通り水面から高い磯なので、

強めの北風予報だと少し…


しかし、勧められた磯は天下のマルサゲ高場

クエ、スジアラ、キハダ、カジキ、カンパチ…

鵜来島でいい魚を釣りたいのであれば

断る理由などある訳ない超超一級磯です


それに、ここで声を掛けてもらえるのは

船頭さんが困っており、

そして私は信頼してもらえているという証


確かに、この日はお盆ということで

遠征のお客さんが多めであり、

常連と言えそうなのは底物の方と私のみ…


いつもお世話になっていますし、

せっかくの勧め、断るのは申し訳ない…


ということで、ロッククライミングをして登り、

この日の磯はマルサゲの高場に決定



カンパチとまではいかなくとも

食べて美味しいネイリくん狙いで頑張ります


水面までは7m程

この高さならウネリはなんともないですし、

北風はやや強めですが

向かい風でもジグならなんとかなりそう


そして、足元には海の色が変わるほどの

大量のキビナゴの群れ!


…がいますが、何かに追われて

慌てるような様子は無く、

みなさん有雅に泳いでいます


少し沖の潮目には大量の湧きグレ



潮の色も思ったより悪くはないので

コンディションは良いと思うのですが…


突風に気を付けながら投げ続けるも、

昼前までこれといって変化無し


低場に上がった方に声を掛けたり

向かいにあるニシノハナの様子も見ていますが

どうやらダメな様子


相方さんはキビナゴでひたすら

モンツキとアカバを確保しています

楽しそう…



それでも、浮気をしていては

本当に欲しい魚は釣れませんし、

ルアーの場合は投げ続けるしか

できることはありませんから

疲労を感じながらも続けていると

中層あたりで待望のアタリ!


大物ではありませんが大切な魚

丁寧に寄せて、抜きあげたのはハガツオくん!



粘って釣れた魚なので嬉しい!


釣り上げた直後にはキビナゴを吐いたので、

姿は見えないものの、彼らを食べに

入ってきていたようですね


鮮度が命の魚なので、丁寧に締めてクーラーへ


このサイズなら群れで入ってきているはず!

追加が期待できる!


そう信じて再開しますが、後が続きません

写真を撮っている間に

どこかへ行ってしまったようです…


それでもまた回ってくるはずだと願いながら

最後まで投げ続けましたが、

結局追加ができないままお迎えの時間


名礁のポテンシャルを引き出せず終わりました





結局、この日ほかに釣れてくれたのは




のみ


どちらもキャストして最初の着底後に

食いついて?きたいわゆるぽちゃパクですので、

釣ったというより釣れてくれたという内容


何回やってもルアーは難しいですね

上手くなりたい…