またも鵜来島へ行ってきました

 

最近の蒸し暑さに嫌な予感をしていましたが

結果的に当日の天気は

曇り空と少しの雨のみ

むしろ、たまに吹く心地よい風のおかげで

バテることなく快適に過ごすことができました

 


この日お世話になったのは高見渡船さん






家本渡船のお客さんも乗っているようで

お客さんは全部で12人


ルアーマンは私の組のほかは2名のみで

キビナゴのみの方が2名

あとは上物の方でした

 


港では上物の方に混じり、

ルアーマンも以前に比べると

見かけるようになってきています


4月の頃は

片島港でルアー道具を持つのは自分だけ

という日も何度かありましたから、

季節の移りを感じます

 

もっとも…その頃は何も釣れなかったので

自分がただの物好きなだけだったのですが…

 



4:20頃、小雨の中出船です

 

40分ほど走り、鵜来島本島に近づくと

雨上がりのきれいな虹が



 

なんとなく縁起がいいですね

 

前日まで大きかったウネリも

だいぶ落ち着いているようで、

大潮ですがグンカン周辺も問題なく使えそう

 

そんな中、上げてもらった磯はまたしても…

 

 


 

グンカン低場、ありがたい限りです

 

さすがに広い磯なので

上物の方2名と一緒ですが、

イサキ狙いで北西向きの

水道側を釣るようなので

互いに問題はないようです

 

隣の高場にはキビナゴマン、

後ろのヒラバエにはルアーマンが上がります



低場は以前にカンパチを釣った磯です

期待が膨らみます

 

同行者と手分けして、方向・棚を探ります…






 

探ります…

 

 





探り…

 

 











うーーーん、何も釣れません

 

見えている範囲では

キビナゴマンの方はモンツキ


ヒラバエのルアーマンの方は

ライトタックルでジグサビキ?を使いながら

モンツキやかわいいサイズのシオ

キツネフエフキ、アカバ等を釣っています

 


上物の方はエサ取りだらけで

しんどそうでしたが

潮が動き始めた後からは、

いいサイズのイサキがポツポツと釣れています

 


一方で私は…

アタリのような「…??」という違和感が

一度あったのみ


手を変え品を変えますが

同行者の方もダメな様子

 


そんな感じでラチが開かないため、

お土産のヒラスズキ狙いで

1パックだけ用意していた

キビナゴに浮気をすると…

 



 

はい、なんとなく分かっていました

今日は彼の日ですね


私は彼を持ち帰らないので

上物の方に差し上げました…

 

喜んで受け取っていただいたので

おそらく迷惑でなかったとは思います…

 



ルアーに戻りますが、相変わらず反応なし

 





時々、変な潮に乗って

アカバが何匹か流れてきます笑




浮き袋が膨らんでしまい

潜れなくなった様子でした

潜ろうと必死に頑張る彼らを

優しい心で見送ります



12時を回り、回収の時間が近づきます


焦りと諦めの気持ちが混じながらも

なんとか一匹を!と思い投げ続けますが

状況は変わらずダメダメ…

 

すると…

上物の方から「ムロアジいる?」とお声が

 

その方の手元を見ると、

ビール瓶ほどの立派なムロアジ笑


あまりの釣れなさに見かねて

「これ泳がせたら?」と提案いただきました

 

もう投げる気が薄れていたので

これは楽しそうと思い

一番強いルアーロッドとジギングの針で

ムロアジを泳がせます

 

竿一本くらいのところに落として

ボーッと様子を見ていると…

 



 

なんと……

 

下からゆっくりと

巨大なクエとタマミが水面へ上がってきて

ムロアジの方へ…


 

「まさか!」と思った瞬間

二匹とも急に反転!

手元に伝わる今まで感じたことの無い引き!

 


フルドラグにしていたリールから

糸がどんどん出され、

ランナーエクシードが

バットとベリーの間あたりから

見たことないほどひん曲がります!

 

ファーストランは止まりました

が!

安心した瞬間、間髪入れずセカンドランが!



 

グウウウウウウウウウウウ........................!!!!!!!!

 


 

………………………………………

……………

 

………

 




………………………………




………………………


 




で、負けました

 

リーダーをスパっと歯でやられ、

20秒も持ちませんでした…



おそらく、あのサイズのムロアジを

丸呑みにしたうえ、

ラインの切り口も鋭くやられていたので

食いついたのはクエのほうでしょう

 


「クエは底さえ切れば取れる」

と聞いていたのですが

とても私の道具で浮かせられる

サイズではありませんでした…

 

使っていたリーダーはナイロン24号

竿もパワーがあるものだったので、

何が掛かっても、たいていのサイズなら

取れるだろうと思っていたのですが…

相手が大型のクエでは話になりませんね



せめて切られたリーダーでも

写真に残しておけばよかったです、少し後悔

 


クエ釣り、本職の方ではリーダーに

ナイロン100号を使うような

ビッグスケールな釣りだと聞いています

そのクラスの仕掛けじゃないと、

掛けてはいけないサイズだったのでしょう…

 

さすがグンカン…



 

 

結局、この日はクーラーは空っぽで帰港

帰り際に残念賞?として

上物の方からイサキを分けていただきました





ありがとうございます、

ありがとうございます、

ありがとうございます、

大変おいしかったです…!

ありがとうございました…!!


 

なお、見たことないほど曲げられた

ランナーエクシードですが、

どうやらリールシートのナット部分が

傷んでしまったらしく、

うまくリールが固定できなくなりました…

キシキシと変な音が出るようにも…

 

どうしよう…