今日あったことを書こう。

朝起きて、仕事して、昼食を食べて、仕事して、帰宅して、夕食を食べました。

そんな日々。

皆が安心して過ごせるように、気忙しく、気遣って、気を揉んで。

それでも平気な顔をして、笑って、話して、走り回って。

そんな皆様。

今日も一日お疲れ様。

 

 

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4人目の子も大きくなりました。

 

 

昨夜は、ラヂオ屋ご家族と会食。

「妹が子を連れて実家に来てて、外食するからお前も一緒にどうだ?」

とのお誘いにのこのこと着いて行き、ビッグママに焼肉を馳走になる。

 

彼の母上は、

「あんた、私のことをビッグママなんて呼び方してるんだって?」と、

まったく失礼だねと言わんばかりに、お腹を突き出して僕を嗜める。

確かに、彼の母上をビッグママと名付けたのは僕だ。

けれど、決して腹回りだけでビッグと呼ぶのではない。

江戸生まれではないけれど江戸っ子気質な彼女の豪胆さに、

敬意を表してビッグと呼ぶのだ。

 

「呑む、打つは好きだね。私は買うはしないけどさ」と豪語し、

「男はみっともないことはするもんじゃないよ」とラヂオ屋に小遣いを渡して、

「これであの子にも奢ってやりな。ちゃんと食べてるか心配だからね」と、

痩せっぽちの僕のことまで気にかける。

イメージ的には、あの名作アニメ映画、

天空に浮かぶ古代要塞の財宝を狙う空賊の女ボス。

今回もパチンコで勝ったから遠慮するなと財布を出し、鱈腹馳走になった。

いつもありがとう。愛してるよ、ビッグマミー。

 

妹とは、彼の父上の葬儀の時が大人になってからの面識になるが、

マミーの子で、ラヂオ屋の妹。彼女もまた屈託なく接してくれる。

甥っ子も、抱っこ出来て言葉が分かる、可愛い盛り。

叔父さんの部屋のベッドの下か本棚の真面目な本の奥には宝物があるはずだと、

教えておいた。

 

 

あの子も呼んでやりな。ちゃんと食べてるか心配だからね。

今回もきっと、そういうことだろう。

誰かに気を遣って擦り減った分は、誰かに気を遣ってもらうことで補修される。

優しさも冷たさも伝播する。

だったら優しさの方がずっと良い、と思う。