僕は中二病なので、

といっても、本当は吸血鬼の子孫だとか、

悪の組織インフェルノ団に命を狙われているとか、

夜な夜な異世界空間に転移させられているとか、

そういう類いではなく、

思春期に思い悩むようなことを未だに解決できずに、

考え込んでは、たまに気分が浮いたり沈んだりするという意味で。

 

僕がRADWIMPSが好きなのは周知の通りで、

野田洋次郎が書く歌詞に共鳴しては思うわけだ。

中二病だなぁ、と。

 

どうにかこうにか社会適合性を獲得し、

どうにかこうにか生活する糧を得て、

どうにかこうにか生きている。

そんな気持ちを僕は「棒人間症候群」とこっそり名付けているのだが、

これが度々現れるから、中二病は困る。

 

「あなたは事務に向いているのよ。そう、あなたは事務員」

 

お門違いだなぁと思いながら必死にアジャストし、

やるのであればマズいことはできないと必死に覚え、

誰かがやらねばならぬなら自分がやるしかないじゃないかと必死に耐え、

どうにかこうにか、やってきた。

 

上手くやれてきた評価、かもしれない。

けれど、

誰が、どの状況で、どんな懇意を含めて、その言葉を選んだかによって、

アイデンティティが崩れそうになる。

事務業務は嫌いじゃない。

アイデアが活用され、皆の下支えになっている実感があれば。

 

 

「愛にできることはまだあるかい?」

ワンフレーズで持ってかれるもの。映画見てないけど。

言葉って凄い。