冷え切った空気は、ピンと張り詰め、緊張感すら感じさせる。
されど午後の陽光は、冷気を貫き、凍える大地を力強く暖める。

少しずつ春へと向かう天体と同じで、
無用の緊張も、凍える心も、いつか緩むことを、
僕らはずっと前から、知っている。


やれることをやってみようと、思う。
少しずつ話を進めて、焦ることなく。
いい報告ができるといいな。


馬鹿は馬鹿なりに進んでいく。
愚かだと笑われたって、歩んでいく。

ちょっと遠回りして、
色々学んで、
もとに戻っただけだよ。

お調子者で、気取り屋で、
面白いものに目がなくて、損得勘定が下手で、
大ぼら吹きで、いつも女の子のお尻を追っかけてる(笑)
僕は、立派な人間じゃない。


さ、少しずつ始めよう。
どうなるかなんて、誰にも分からないんだから。
よろしければ、君も一緒に。