【相撲(すもう)】

 土俵の上で力士が組合って戦う形を取る日本古来の神事や祭であり、同時にそれを起源とする武芸や武道の一つ。興行としては大相撲が行われている。

 相撲の歴史や伝承は古く、歴史としては平安時代以前、伝承としては神話時代から始まったとされている。江戸時代に入ると全盛期になり、日本文化を代表する一つの娯楽として隆盛を極めた。

 

 というわけで。

 

 

今日は愛知県体育館に出没。

 

満員御礼。

 

幕内力士の土俵入り。

 

横綱 照ノ富士、不知火型の土俵入り。

 

結びは照ノ富士ー豪ノ山。横綱が勝ち、5戦全勝。

 

 父上が動けるうちに一度くらいはライブ観戦に連れて行ってやろうということで。と言いながら、まず先に僕が見たかったのだけれど。3歳くらいから婆さんや父上の影響で見てるからね。千代の富士が幕内に上がったくらいから覚えてる。

 

 5歳か6歳くらいの時に、一度だけ連れてきてもらったことがある。父上が、その父上孝行のために席を取り、祖父、叔父、父上、僕で名古屋場所を見た。その時の席はあまり上等の席ではなく、「遠くて、よく見えない。お相撲さん、小さいし」と思っていた。たぶん、その不貞腐れは表立っていて、見かねたのであろう父がオペラグラスを買ってくれた。折り畳み式の青いオペラグラスで、普段ならそんな高いものを買ってもらえることはないから嬉しくて仕方なく、相撲そっちのけで、大きく映る力士や観客に夢中になっていた、という記憶がある。有難味なんて感じる由もなし。

 

 今回もそんなに上等な席ではないけれど、父上、父上に良くしてくれている親戚の叔父、叔父の友人、僕で観戦。年の功か、十二分に迫力を感じることができた。父上が御贔屓の朝乃山は、昨日4日目に大怪我をしてしまい、残念ながら休場になっちゃったけど。

 

 力士たちの髷や浴衣、行司や呼び出しの装束など、日本独自の文化が色濃く残る相撲興行。テレビには映らない周囲の様子などもライブじゃないと見られない。すこぶる満足。

 

贔屓の若隆景の応援タオルをお土産に。若隆景は勝ちました。現在4勝1敗。

そして「わかたかかげ」は早口言葉のようで言い難いです。前に「青、赤、黄」を付けて言えって言われたら、ほぼ100%噛みます。

 

ちなみに、愛知県体育館は今年で最後。すぐ横に新しい体育館を建設中。来年は新しい体育館で名古屋場所は執り行われます。