2022年11月28日(月) 通院しながら仕事


会社に着いたのは13時半頃でした。

急に遅刻したことを皆に詫びて、上司へ報告しました。

とりあえず通院で治療しますが、点滴は一週間ほど毎日あるので午後から出勤させてください。

上司は、それはもちろん、体が一番だからと言ってくれました。

その時も私は会社には行くつもりでいました。

夫に相談できていたら違っていたかもしれませんが、自分でそう決めていました。


上司は夫とは過去に同僚として働いていた時期があり、夫のことを知っています。○○くんはなんて言ってるの?と聞かれました。

あ、いえ、病院からかえってすぐに会社に来たので…。

ほんとにそうでしたからそう答えるしかありませんでした。


午後から出勤すると言っていたので、仕事はたくさんありました。

電話もかかってきます。

これまでは左耳でスマホを持ち、右手でメモを取っていましたが左耳が聞こえない今はそれはできません。

左手でスマホを右耳にあて、右耳で相手の声を聞きます。右手でメモ。

やりにくいですが仕方ありません。


溜まっていた仕事をひと通り済ませてふと思いました。

電話の声ってどのくらい聞こえてるんだろう?

次にかかってきた電話は左耳にあてました。

○○支店の○○です。

音は割れていますが、なんとか聞き取れました。

それ以上の会話は聞こえづらかったのて右耳に変えました。

やっぱり少しずつ良くなってるんだ、と嬉しくなりました。

同時に、通院した後会社へこれるなと思っていました。


会社には6時半ころまでいました。終業は17時ですが、いつもだいたいこのくらいか19時頃までは残業です。

もちろん徒歩で帰宅。

夫に連絡してみようかとも思いましたが、また断られて嫌な思いをしたくありませんでした。

また普段から夫のほうが早く帰宅することが多いのですが、そういう時でも夫は、何か食事の支度をするわけでもなくただダイニングに座ってお酒を飲んでいましたから、そんな姿を想像して連絡してもムダだと思いました。


案の定、帰宅すると夫はダイニングでお酒を飲んでいました。

わかってはいましたが、悲しく寂しくなりました。