「天は人の上に人を作らず 人の下に人を作らず(~『學問ノスヽメ』)



ども。

最近「ちょい派手気味」ですが、実は中身は「いたって地味」なゴッホです。

今日のブログも、いつも通り長いです。

でも「携帯」で読んでくださる方々の「パケ代」をお察ししまして、
今回は「間仕切り」したいと思います。

「★☆★☆」で区切られたところから先は「ゴッホの至って個人的な内容のブログ」、ですので、基本的に、そこから先は「読みたい人」だけ読んで下さい。


さて。
まずは、先日のライブ「大阪MUSEホール」お越し頂いた方。有難うございます。
関西(大阪)の方が多かったかと思いますが、近県や遠方からお見えになられた方や、いつもどこの会場にも足を運んでくださる方もいらっしゃいまして、ほんと感激いたしました。重ねて御礼申し上げます。
当日、会場の物販コーナーで「冬唄のCDあらへんの?」とお問い合わせ頂いたお客さんが多かったようで、とても嬉しかったです。
でも、すみません。15日までもう少しお待ち下さい。

では、ここで「メディア&LIVE&その他」のインフォメーション。

●10月13日、、、FM Nack5「Nack afetr 5」マーメン、BJ、ゴッホ出演(18:00~19:00)
●10月15日、、、「冬唄」CD発売!、J-WAVEライブ(渋谷NEST)、BAY-FM出演(27:00~)
●雑誌掲載情報
10/1発売 『mini』
10/9発売 『PATi-PATi』
10/12発売 『CUTiE』
10/14発売 『WHAT's IN?』
10/24発売 『smart』
10月中旬発売 『月刊SONGS』
10/3,10/10,10/17,10/24,10/31発売 『オリ☆スタ』
●MTV「colors」web
http://www.mtvjapan.com/tv/program/rg_mtvcolors
●「オリコン」web(「注目アーティスト」特集:コメント&PV)
→ http://www.oricon.co.jp/music/artistnews/d/774/?id=topph


と、こんな感じ。
Web動画コメント関係では、最近ゴッホは「変人キャラ」を如何なく発揮しております。
はっきり言って「ちょいキモ(かなりキモ??)」です。我ながら最高です(自画自賛)。
ゴッホはこの度「全日本ちょい変人連盟~全国のマイノリティよ!立ち上がれ!~」なるコミュニティを立ち上げようと思っておりますので、そのプロモーションも兼ねております。
是非是非、みなさんチェックして見てください。

ではでは。

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さて、こっから先は、ここ最近ゴッホが感じた「よろず事」を箇条書きで書きなぐりたいと思います。

●手塚治虫『MW(ムウ)』面白いよ。

最近「手塚治虫」に、またハマってます。「火の鳥」「ブラックジャック」など、基本的な作品は殆ど読んでますが、実は「MW」、まだ読んでなかったんです。
やばい!!マジやばい!!面白すぎる!!
あのね、10代~20代の若い人にも是非おススメだぜ。
もともと単行本は3巻完結だったんだけど、最近流行りの「文庫版」ってやつ?アレだと2巻に凝縮されてるから、お買い得!!
「人間、善悪、サスペンス、同性愛」など、様々な切り口で読者に問いかけてくるこの作品。
濃厚です!「MW(ムウ)」読んでみて。
話変わるけど、「レゲエは本来、同性愛を支持しない」もの。もちろん俺はレゲエ好き。でも!俺は日本人。全然、そーゆー考えはありませんから!
ちなみに、俺、最近この漫画にインスパイアされて一曲作っちゃいました。そのうち聴かせるね。


●永遠の背番号「1」。。引退。

王さん、引退。。。
また一人、一度はお会いしてみたかった野球人が引退された。王貞治その人。
俺は当時7歳の小学生。今とは違って野球やサッカーをこよなく愛するスポーツっ子だった。
巨人栄光の「V9」時代。そして「ON(王、長島)」。
俺の世代では、もちろん長島さんも輝いていたが、圧倒的に「王派」が多い。
「日本刀」での打法改善練習。「元祖Mr.ストイック」。でも実は長島さんに負けず劣らず「洒落っ気」たっぷりだった貴方。
そして編み出した「フラミンゴ打法(一本足打法)」阿久さん作詞のピンクレディの歌詞にも登場。
将来スラッガーを目指した俺と同世代の野球少年たちは、長島より王の背中を追った者が殆どのはず。
だから「The Day of 756」。この日、テレビに噛り付いて見ていました。
「756」You Tube→ http://jp.youtube.com/watch?v=BcDtDNxyU6Q
僕らはあなたの輝きを忘れません。
そして、まだまだご健在で「後進の育成」にお力をお貸し下さい。

●Mr,ノーベルs!Mr.「地味オヤジー」s!
今年、最も俺が嬉しくなったニュース。
「このお爺さんたち、凄い!!!」
本当の意味で「努力と成功」を体現してくれました。
各氏にゴッホ流に「呼称」をつけさせてもらいますが、「賛辞」ですので、勘違いしないよーに!

・下村脩氏、、、「クラゲ」でノーベル化学賞。生涯85万匹のクラゲを「地味」に研究し続けた「偉大なる変人」!!!
日本で活動出来なかったのが残念。こういう変人が世界を救うのだと思う。これを機に、皆でよーく考えよう。

南部陽一郎氏、益川敏英氏、小林誠氏、、、ノーベル物理学賞受賞。
・南部氏「謎を解くようなもの。一生の趣味ですから」。Mr.道楽者!!「趣味、道楽事」を仕事にする上でのお手本だね。
・益川氏「大してうれしくない」。うーん、Mr.ひねくれ者!!でも、その台詞、俺、大好きです。だって「嬉しいけど、まだ満足してないよ」って事でしょ。素晴らしい。
・小林氏「賞に値すると思わず」 。Mr.謙虚者!!こーゆー地味で謙虚な人が、世の中の根本を支えてたりするんです。

どうですか?皆さん。
この方たち、いったい何歳だと思います?いったい「その道」で何年研究を重ねてきてると思います?
申し訳ないが、今の若い「マネーゲーム世代」や「フリーター夢追い世代」には彼らのやった事の素晴らしさが中々分らないかもしれない。でも、絶対に「彼らに学ぶべき!」だと思うなー。
「本当に凄いこと」とか「本当に凄い人」ってのは「地味な努力」「地味な成果」をとことん追求する「地味な人」たち。
本当は、我々を含めた芸能人なんかより、若い人にもっともっと注目されてしかるべきだと思う。
「ライブドア問題」から「リーマンブラザーズ」まで、今日の世相は「実態の無い派手な世界」ばかりを演出してきた。それが、今、崩壊しようとしている。
それは、こういう「地味な仕事の素晴らしさ」「地味で実直な人の素晴らしさ」を若者たちに分らなくさせてしまった社会全体の問題だと思う。でも、まだそういう「若き地味人間」は世の中にいます!
だから、俺は、せめて「歌」を通してでも、そういった人たちを応援していきたい。
一見「派手」に見える音楽、芸能の世界だって、もっと「地味」に探求できるもの。
「100万枚売って派手な生活したい」
「ファッションリーダーになって、注目されたい」
もちろん、その「動機」は否定しないけれど、それだけで終わらせてしまうプロが多いのも事実。だって「スター」はそりゃ派出だし、凄いと思い易いかもしれない。でも、実は、それを演出した「裏方」や「技術屋」の方が本当は凄いんだよ。それこそ、本当の意味で「職人」であり「アーティスト」だ。
そんな「素晴らしき地味人間」たちの前では、先天的な「外見」や、遺伝的な「才能」なんて、なんとも「陳腐」なものだと思う。
まずは「一音楽人」として、そこから「若い人の意識」を変えていきたいと強く思った。

「天は人の上に人を作らず 人の下に人を作らず」

福沢諭吉のこの言葉を、あえてゴッホ流に「もじり」たい。

「天の上に立つ人を作るのは、天の下で大いなる大地を作る素晴らしい人々」


ゴッホ