僕は、そして僕たちはどう生きるか/梨木香歩
14歳のコペル君が生き方の姿勢について考える。
ただの理屈っぽい中学生の日常話かと思ったら結構ぐいぐい来る。
「いやいやそんな判りやすい悪役とか出来事とかどうだろう」と思う設定もあるけど、
まぁ小説だし。
自分の意見を伝える手段としての小説ってことで。
「自分を保つ」ことの難しさと大事さ。
ちょっとでも引っかかる事や気になる事があったら流されちゃいけないとは思うけど難しい。
コペル君はうっかり流されちゃって、しかも流された事に薄々気づいていたのに
自分をごまかして納得しちゃって、後でそれに気づいて自分に失望したりする。
あるなぁ。
うっかり流された事じゃなくて、気づいているのに流されちゃうのが駄目なんだよね。
共感でき過ぎて痛い。
けど、「戦時中の人達が洗脳されてる」と言う考え方には共感できない。
最近読んだ『永遠の0』に影響されてるのだけども。
戦時中だって人は色々考えてたと思いますよ。
でも「泣いたら、だめだ。考え続けられなくなるから」と言うセリフは秀逸。
しまった、何か語っちゃった。。
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