1番建物
ナンバーワン・コンストラクション / 鹿島田 真希
- ナンバーワン・コンストラクション/鹿島田 真希
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「君はアイザック・アシモフ氏のロボット工学三原則を知っているか?」
で始まるこの小説は、最後までロボットは関係ありません。
その後、「私も建築三原則というのを考えてみたのだ」
と言う事で、話は建築の事に移るのですが、
結局この小説の本質は建築ではありません。
若手建築史家のS教授と
彼の元で学ぶM青年、
S教授が一目惚れした少女、
少女の婚約者のN講師。
物語はこの4人で進められていきます。
傲慢で、卑屈で、理不尽なN講師。
「死」を望みながらも恐れている彼が
本当に望んでいるモノは何なのか。
かなり観念的な話。
こういう話結構好き
『信じていないのは知らないのと同じだ』
という様なセリフがあり、納得。