【07/08/29PM不動産NEWS】
[住宅新報Web]
●10カ月連続で首都圏賃貸成約件数が減少 アットホーム
アットホームは8月28日、7月の首都圏賃貸物件市場動向を発表した。
それによると、成約数は8,736件(前年同月比4.6%減少)で、10カ月連続の
減少となった。マンション・アパートともに新築は好調だが、中古が不振と
なった。タイプ別では、シングル向けアパートの動きが鈍い結果となった。
1平方メートル当たりの成約賃料は、賃貸マンションが2,640円(同1.1%上昇)
で、2カ月連続の上昇。賃貸アパートが2,000円(同2.9%下落)で、2カ月
連続の下落となった。
[日経住宅サーチ]
●UD、「第一子が低年齢」関心高く――トステム住宅研、既婚女性に調査
トステム住宅研究所(東京・江東)は既婚女性を対象に、老人や子供でも
使いやすいユニバーサルデザイン(UD)について意識調査を実施した。
身の回りに「UDを感じるものがある」と答えた人は、第一子の年齢が
低いほど多かった。年齢の低い子どもを持つ人ほど、子どもやお年寄り
でも扱いやすい住宅や設備などに関心が高いのが分かる。
4月20日から6月19日にかけて、既婚女性319人を対象にインターネット上で
調査した。「身のまわりでUDを感じる物があるか」との質問に「ある」と答えた
のは36%。具体的には、第一子が13歳以上の家庭では30%で、7―12歳の
家庭は36%、6歳以下の場合には56%となった。
(8月29日/日経産業新聞)
[KEN-Platz]
●【超高層マンション】専門家が指摘する「スラム化の危険性」
(本文:http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20070828/510903/)
(談)マンション問題に詳しい福井秀夫・政策研究大学院大学教授
超高層マンションは、大都市部において極めて望ましい居住形態の一つだ。
ただ、心配しているのは分譲形式が圧倒的に多いことだ。中高層マンション
でもそうだが、分譲では大規模修繕や建て替えの際、合理的な判断でスムー
ズに意思決定することが難しい。区分所有者が多く、利害関係の調整に時間
がかかるためだ。
もし、建て替えや大規模修繕ができないと、超高層マンションは荒廃し、
スラム化しかねない。数十年先、100年先の問題かもしれないが、将来の
ことを考えて、現行の建て替え要件を、面積のみの3分の2または2分の1
決議で足りるよう改め、建て替えなどが合理的に、早く決められる法制度
にもっていくべきだ。そうしないと超高層マンションは100年ぐらいするとス
ラムの温床になる。スラム化を防ぐ方向で法改正することを日本の社会
が断念するなら、セカンドベストとして超高層はすべて賃貸にすべきだ。
賃貸ならば、少数のオーナーの判断で建て替えや大規模修繕をすぐ実行できる。
●【調査】集合住宅の平均施工単価は坪60万円を超える、日経アーキテクチュア調べ
集合住宅の平均施工単価はこの1年間で坪当たり5万円以上増えて、
坪60万円を超えた。日経アーキテクチュアが6月上旬に実施した
「建築市場動向調査」でわかった。
2005年7月~2006年6月に坪55万4000円だった平均施工単価は、
2006年7月~2007年6月には坪60万8000円まで上昇した。1年前は
4割以上を占めていた坪50万円未満の低額物件が、2006年7月~
2007年6月は約3割に減少している。
2006年7月~2007年6月の平均施工単価を地区別にみると、関東が
坪73万8000円、中部が坪57万4000円、近畿が坪68万6000円だった。
直近の3カ月となる2007年4月~6月では、関東が坪77万円、中部が
坪54万7000円、近畿が67万5000円だった。
●10カ月連続で首都圏賃貸成約件数が減少 アットホーム
アットホームは8月28日、7月の首都圏賃貸物件市場動向を発表した。
それによると、成約数は8,736件(前年同月比4.6%減少)で、10カ月連続の
減少となった。マンション・アパートともに新築は好調だが、中古が不振と
なった。タイプ別では、シングル向けアパートの動きが鈍い結果となった。
1平方メートル当たりの成約賃料は、賃貸マンションが2,640円(同1.1%上昇)
で、2カ月連続の上昇。賃貸アパートが2,000円(同2.9%下落)で、2カ月
連続の下落となった。
[日経住宅サーチ]
●UD、「第一子が低年齢」関心高く――トステム住宅研、既婚女性に調査
トステム住宅研究所(東京・江東)は既婚女性を対象に、老人や子供でも
使いやすいユニバーサルデザイン(UD)について意識調査を実施した。
身の回りに「UDを感じるものがある」と答えた人は、第一子の年齢が
低いほど多かった。年齢の低い子どもを持つ人ほど、子どもやお年寄り
でも扱いやすい住宅や設備などに関心が高いのが分かる。
4月20日から6月19日にかけて、既婚女性319人を対象にインターネット上で
調査した。「身のまわりでUDを感じる物があるか」との質問に「ある」と答えた
のは36%。具体的には、第一子が13歳以上の家庭では30%で、7―12歳の
家庭は36%、6歳以下の場合には56%となった。
(8月29日/日経産業新聞)
[KEN-Platz]
●【超高層マンション】専門家が指摘する「スラム化の危険性」
(本文:http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20070828/510903/)
(談)マンション問題に詳しい福井秀夫・政策研究大学院大学教授
超高層マンションは、大都市部において極めて望ましい居住形態の一つだ。
ただ、心配しているのは分譲形式が圧倒的に多いことだ。中高層マンション
でもそうだが、分譲では大規模修繕や建て替えの際、合理的な判断でスムー
ズに意思決定することが難しい。区分所有者が多く、利害関係の調整に時間
がかかるためだ。
もし、建て替えや大規模修繕ができないと、超高層マンションは荒廃し、
スラム化しかねない。数十年先、100年先の問題かもしれないが、将来の
ことを考えて、現行の建て替え要件を、面積のみの3分の2または2分の1
決議で足りるよう改め、建て替えなどが合理的に、早く決められる法制度
にもっていくべきだ。そうしないと超高層マンションは100年ぐらいするとス
ラムの温床になる。スラム化を防ぐ方向で法改正することを日本の社会
が断念するなら、セカンドベストとして超高層はすべて賃貸にすべきだ。
賃貸ならば、少数のオーナーの判断で建て替えや大規模修繕をすぐ実行できる。
●【調査】集合住宅の平均施工単価は坪60万円を超える、日経アーキテクチュア調べ
集合住宅の平均施工単価はこの1年間で坪当たり5万円以上増えて、
坪60万円を超えた。日経アーキテクチュアが6月上旬に実施した
「建築市場動向調査」でわかった。
2005年7月~2006年6月に坪55万4000円だった平均施工単価は、
2006年7月~2007年6月には坪60万8000円まで上昇した。1年前は
4割以上を占めていた坪50万円未満の低額物件が、2006年7月~
2007年6月は約3割に減少している。
2006年7月~2007年6月の平均施工単価を地区別にみると、関東が
坪73万8000円、中部が坪57万4000円、近畿が坪68万6000円だった。
直近の3カ月となる2007年4月~6月では、関東が坪77万円、中部が
坪54万7000円、近畿が67万5000円だった。