新章突入、主従関係逆転ライフの筈でしたが。

なんと言うか、感情の起伏が乏しい彼女は既に
私のことをすべて受け止めており。
そもそも憎んですら居なかったのだという。
最初から赦されていた。
 
お風呂を借りに行った夜
歩きながら情けないくらいダラダラ泣いて
私がお願いして、蹴りをいれて貰ってた時も
何処か空虚な表情で遠慮がちだった。
私に対して怒りの感情が沸かないから
責める言葉が浮かばないと言う。
馬鹿馬鹿しいと思いつつワード集作って
カンペを渡してマインドセットしてもらおうとした。
こっちは書いてる間も、妄想して体温が上がって
ヤバかったのだけど、その夜はお預けくらって
甘やかされモードで眠りについた。
なんかもう、必死過ぎるよ自分。
 
内蔵がよじれるくらい蹴られて
人権を剥奪されるような言葉で罵られて
ゲロと涎と涙でぐしゃぐしゃになって
情けなく這いつくばって縋って
見下ろされながら懺悔していたかった
妄想しただけで昇天しそうだった、けどね。
 
また、穏やかな日々が続いていくのかな。
 
敗北を認めて全部曝け出して楽になれたから
以前の様に彼女に対して怒りをぶつけることも
思い通りにならなくてイライラする事も
なくなるのだろう。
彼女が傍に居ないとき、距離に隔てられた時
寂しさで焦がれることはあっても。
でも、今度からは素直に寂しいと言おうと思う。
 
誤算は彼女に彼氏が出来てしまったこと
彼女によって素性が暴かれて
変態性が引き出されてしまったこと。
 
でも蹴られてる時は、
マジ泣き入る位気持ちよかったから
時々踏んでね、とお願いしました。
ご褒美には往復ビンタを貰おう
今度は指輪ではなく首輪が欲しい
あの、虫けらを見るような目が堪らなく好き
 
 
 
 
どうするんだこの変態。
今度は放置プレイですか。
大人になっても中二病拗らせ全開でした。