ラズパイ用のHIberryDACって、"本当は(回路図上は)どんな音?

最近、電解コンデンサの性能が向上して、タンタルコンデンサや有機電解コンデンサが不要になったネタをしている。

今回、番外編として、HiFi-Berry DACのコンデンサを、ほとんど取り去って、低ESR電解だけにしてみた。

前回低ESR電解に交換した、中華DACと同じ音になった。

 

今回、I2SのHiFi-Berry DACでも、雑音がする部品を使用しなければ、先日コンデンサ交換したUSB-DAC達と同じ音がすることが確認できた。

ラズパイのI2Sにデジタルオーディオ信号をちゃんと通信する能力があるのなら、同じ音になって同然だ(それがメディアに記録された本当の音だから)。

 

ブームは去りましたが、I2S技術関係の方々は”知名度向上”に成功されましたし、技術に興味のある若者も増えたでしょう。私としては、”ハイレゾ”の時と同様に、”下品ですね”という言葉を送って終わりにしましょう。

 

 

(2021/6/21)追記

音が悪いことについては、当時の技術ならこの程度でしょう。”音が消える部品か”、””雑音が付加される”部品か”しかなかったので、音が消えるほうをとったということです。僕もどちらかというと消える派でした。

年齢を重ね音楽経験を重ねると足りない音をを脳が補うようになるらしく、、よけいな雑音があるより、音が消える機器を選ぶみたいです。一方、若い方は、雑音があっても、すべての音が聴こえる機器を選ぶ傾向があります。

 

消える機器の際たるもが”ハイエンドオーディオで、特定のジャンルの楽曲だけを最高な音で、聴かせます。技術じゃなくて、芸術ですから。値段も青天井です

 

以前、パイオニアのCDプレイヤーの中身をそのまま、”ゴールドムントが自社製品の中身として採用して、何倍もの値段売していた事件がありましたが、コスト積み上げて値段が決まる。一般家電とちがって、ハイエンドオーディオでは価格の大部分が、は目利き料ですから、目くじら立てて非難するものでもないのです。