「ぉーい菜々恵ー生きてますか?」

耳元で、翔子の声が聞こえる。またボートしてたみたい。

菜々恵の悪い癖である。

「あっごめんっ!!!翔子もぅ友達出来たんだ~ぁ」

「うんっ紹介するね~ぇ。まず篠原莉乃ちゃんめっちゃ

ファッション上手みたいだよっ!菜々恵もコーデしてもらいなよ。」

「莉乃でーす。好きだけどあんまりセンスないけえ、コーデあんまり

期待しない方がいいよー。」

と、莉乃が言う。

「でも、制服の着こなしいいじゃん。」

「制服に着こなしとか関係あらへんか?」

と話かけて来たのはものすごくナマリのある喋りをしている子だった。

「ごめんなぁ、うウチ横山由麻やぁーよう覚えといてなぁ」

≪なんか、凄く関西人ってイメージあるのはウチだけかなぁ?≫

「由麻ちゃん京都出身なんだって。バトミントンの特待生で、

桜ケ丘に来たみたいだよっ。」

と、翔子が教えてくれた。

≪やっぱり関西人だったんだ~ぁ。ってか特待生とか

めっちゃカッコよすぎじゃけえ≫

「そして佐川すみれちゃん。すみれはツンデレだから

菜々恵気おつけてね~。」

「すみれだよーショコツンデレツンデレうるさいんじゃけえ。

んまナナちゃんよろしくね~」

「そして最後に佐川薫ね。薫は以外にもこの歳で

ファッションモデルしてるんだって。めっちゃカッコイイやろ?」

翔子は嬉しいのかすごく興奮した言い方になっている。

「薫です。これでも地元の人からは広島で1番可愛いって言われてるんじゃけぇ。

まぁウチ自信もっちゃ可愛いって思ってるけどね。このクラスでも、

1番可愛いけどね」

≪やばい、こういうのナルシって言うんだよね。さっきの横山君思い出すわ・・・

以外に2人で絡んだら気が合うかもね≫

担任の光友先生が帰ってきた。みんな一斉に席に座った。