SKE48の大矢真那の卒業コンサートが24日、名古屋市の日本ガイシホールで行われた。
1期生としてグループを支えてきた大矢は、ステージで「9年間、本当に幸せでした」とあいさつ。
時にマイクを使わずに「ありがとうございました」と、観客に感謝を何度も伝えていた。
コンサート冒頭、大矢は「みんなみんな!楽しんでいきましょう!」と観客に呼び掛けると、序盤から「恋を語る詩人になれなくて」「意外にマンゴー」などのダンスナンバーをメンバーと共にパフォーマンス。
「初めて頂いたオリジナルのユニット曲」という「チョコの行方」や、「AKB48選抜総選挙」のランクインメンバーとして歌った楽曲のメドレーも披露した。
アンコールでは卒業ソング「永遠のレガシー」をソロで涙ながらに熱唱し、いったんステージを後にしたが、「まだまだ(メンバーと)一緒に歌いたい」との思いで戻り、「未来とは?」「大好き」などをメンバー、研究生と共に歌い踊った。
大矢はファンへのあいさつの中で、「ここで区切りをつけないと、50歳までいたいと思うほどSKE48が大好きです。
だから、卒業を決めました」と胸の内を語った。
この後、「グループでやり残したことは何もありません」と言おうとして、「やり切ったことはありません」と間違え、観客の笑いを誘う一幕も。
同期の松井珠理奈が大矢への思いを語っている時には突然、「足がつった!」と言ってしゃがみ込むハプニングもあった。
公演後、取材に応じた大矢は「卒業後はいろいろなお勉強ができたら」とコメント。
「恋愛もしたい」といい、「白馬に乗って、さっそうと迎えに来てくれる人がいい」などと話していた。