【ストラックアウトの受付を開始します】
ナゴヤドーム、メットライフドーム(初日)では一切参加しなかったこのイベント。
二日目ももう夜。
子供の頃に憧れてたプロ野球の球場のマウンドでボールを投げてみたい。
この想いが頭を過りました。
そういう想いを抱いた人々が押し寄せる。
ここからが本当の戦いです。順番にくじを引いて当たりが出た人だけが投げれるという狭き門。
100人以上が引いて当たりは10人くらいかな。
実際、友人は何回も引いて1度も当たってません。
そう。当たるなんて奇跡。
そして自分の番。
大体こういうものに運がない自分は、最近は初めに「これ」と思ったものの隣のモノを取ると決めています。
気のせいかもしれませんが、これをやり出してから確率が上がった、、、気がしてます(笑)
抽選方法ですが、大きめの箸立ての様な容器に大量の箸が入っていて、当たりは先端に赤いペイントがしてあるというものです。
さあ、脱落者続出の中自分の番が迫ってきます。
これだ!!、、、、その隣の、、、、これ!!
箸の先端を見ると、、、
付いてるではありませんか!!
赤いペイントが!!
おめでとうございます。
女性スタッフの声まで固まっていたと思います。
当たっちゃったよ、、、
すると男性スタッフが声をかけてきます。
「参加券を頂けますか?」
ヤバい!開封すらしてない。
「すみません。当たるなんて思ってなかったんで」
「おめでとうございます」
少しして、ライト側から歩いて一塁ベース付近まで案内されます。
我慢できなくて、芝に触れてみました。
最高だ、、、。これ、、、。
そして、一際輝いて見えるマウンドが目の前に。
あそこで投げるのか、、、。
的に当てるのは意外と容易かな。射ぬいちゃうぞ!!!
なんて思っていたんですが、、、
自分の前の人が投げてる時に降臨してきちゃったんです。
この人が(笑)
当たってサインより、ここで全力で投げたい!
菊池雄星のように!!
そう思っちゃったんですよね(笑)
いざ、自分の番がやってきます。
「写真撮りますね」
スタッフの声にポーズをキメる。
右手を胸に当て、目を閉じて左手を出す!この1球で甲子園が決まるかのような気分でキメました。
「この人狙ってるわ」
「あははは」
内山命ちゃん、末永桜花ちゃんが弄ってくるけどポーズをキメ続けました。
すると、スタッフさんからの魔の一言が
「すみません、撮れなかったんでもう1回いいですか?」
ダメです。1回気合いを解いちゃったからもう恥ずかしくて(笑)
半笑いで撮り直すと
「照れてるw」
写真を確認して、いざ、、、
ホームに向いた瞬間、、、
いましたよ、、、この人が
テンション上がりすぎて、なんかゾーンに入った感じでした。
あいつに打たれたくない!
一球目。メンバーからボールを受け取る。
渡してくれたのが内山命ちゃんだったのか、末永桜花だったのか覚えてないくらい入り込んでました。
投げる前、マウンドから見上げた観客席。
球場の椅子全てがマウンドを向いてるって事を発見しました。
ここが主役の立つ場所なんだ。
今、俺は主役なんだ!!
さあ!内川!勝負!!
実は器用で両手で投げれる自分は左を選びました。
「サウスポーやな」
命さんの声が聞こえました。
いくぞ!!
振りかぶってホームランを打たれないように低めを意識して投げました!
フォークボールが落ちすぎました。(あくまで自己評価)
2球目もメンバーからボールを受け取ったんですがどちらからか覚えてない。
次はカットボールで⑦を狙おう。
右でセットすると男性スタッフさん、観客席からも声が上がったのが聞こえました。
「スイッチした!」
いくぞ!!内川!!
力が入りすぎて叩きつける形に、、、
ラスト。
命さんからのエール
「調子ええ方で投げ♪」
落ち着こう。後悔のない高速スライダーでインハイを突こう。
3番に投げ込む!!
左にセットし、ふーーーっと息を吐く。
視線を1塁ベンチに送ると、、、誰かいる、、、
目を凝らす、、、
あ、明音、、
君を、、この1球で、、甲子園に連れていく!!
え?設定がおかしいって?
気にしない!気にしない!
さあ!
いざ!!!
ふりかぶって
菊池雄星のように
投げました!!
命「おお!」
桜花「あ!!」
決まったな!!
スライダーが曲がりすぎた(あくまで自己評価ですw)
内川選手の肩口にデッドボール当ててしまった。
そしてピッチャー交代。
マウンドを下りる自分に5万人の観客から惜しみない拍手(あくまで妄想です)
退場中、ベンチの明音の横を通る、、、
泣いている、、、(あくまで妄想です。ケロッとしてお互いに会釈しただけですw)
と、妄想もキツくなって来たのでこれくらいにしましょうか(笑)
とにかくマウンドからストラックアウトが出来るSKEの握手会は他店には真似出来ない代物だと思います。
理由はここでは言えませんが(分かる方なら分かるはず)
全握券1枚で一生の宝物が1つ出来た事に感謝します。
オタクも確実に主人公です。
楽しかったな♪
号外記事はもう1つ上げます。
早めに仕上げます。