努力は必ずしも報われない。

でも、成功した人は必ず努力をしている。

 

私はこの言葉がとても好きだったりする。

 

かつてマスコミ業界を目指していた私。

学校とか会社だけじゃなくて自分の知らないところに

実は楽しい世界がもっとあることを知ってもらいたい。

知らないことを知って、人生がより楽しくなったり、

辛かった人生が少しでも明るくなるようなきっかけづくりができたらいいな。

頑張っているのになかなかチャンスが巡らず

スポットライトが当たっていない人の力になれないかな。

みんなの本当の知りたい!を報じたい!

 

いろいろな思いがあって志したマスコミ業界。

 

メディアの世界にいたら、何にでも関わることができる。

どんなジャンルであっても記事として扱うことができる。

欲張りな私はそんな魅力も感じていた。

 

きっかけは桜塚やっくんの追っかけ。

それまでの私に夢とか将来とかなーんもなかった。

とりあえず適当に毎日ひたすら生きているだけだった。

 

やっくんを好きになって、いろいろなイベントに行って、

マスコミの近くにいるようになって、

やっくんの人気の波を一緒に見てきて、

人の人生をも左右するマスコミの責任の重さと

現状のアンバランスに違和感を覚えた。

 

私なら、こう報じるのに!

そんな思いがきっかけだった。

 

かつての私だったら

私にマスコミなんて絶対無理!って

そう思っただろうけど、

目の前に芸能人がいて当たり前に世間話をしているような

私がマスコミにいきたい!っていうのを

応援してくれているようなそんな奇跡が目の前で起こっていて、

マスコミも夢じゃない!?って思えちゃったのがはじまり。

 

そこから猛勉強して、

かつて数学は10段階評価で2www

英語は3wwwのような私だったけれど、

マスコミについて学べる大学以外にはいかない!

をモットーに本気で勉強した。

かつてないくらい一生懸命勉強した。

しかし努力はなかなか報われないもので、大苦戦。

なかなか受からなくって、

あ~やっぱり努力とか意味なかったな。。。

なんて思った矢先、

最後に合格をもらったのが、日法新聞学科でした。

 

まさか自分が法学部に受かるなんて思ってないから

合格発表も見る気なかったんだけどww

これもきっと運命だったんだと、思うわけです。

 

奇跡は起こせる!

努力は無駄にならない!

 

そんな風に思えたのでした。

 

大学4年間は、夢を叶えるための準備に充てました。

今思えば、もっとちゃらちゃら遊んでおけばよかったなあ・・・

とか思ったりしてねw

 

私の4年間は、マスコミ就職に使えそうな

フリーペーパーを作るサークルと学園祭実行委員会に入って、

ここでなら夢を叶えられると確信したゼミに入って、

アルバイトも出版社で編集アシスタントをしたりして。

会社でもないのに毎日「仕事」に追われる日々でした。

今より忙しかったんじゃないかなあ…。

でも毎日夢に向かって邁進していて、

たとえその夢が叶わなかったとしても、毎日楽しくて。

辛いことしかないんだけど、それも総じて楽しくて。

 

きっと、同じような仲間に囲まれていたから、

好きなことをしていたから、

充実感があったんだろうな。

 

いざ、就職活動になってみると、

「本当にマスコミでいいの・・・?」

そんな気持ちになりました。

 

それは、今のメディアが変わらない体質であること、

私がそこに飛び込んで何ができる・・・?と考えたとき

何も出てこなかったこと。

ゼミの先生や大学の学祖からの教えである「志」や「信念」を

貫くことができるか?日本や社会のためになる仕事ができるか?

いや、できない。そう思った。

そもそも専門職であるマスコミの何のジャンルなら他人に負けないといえる?

 

\  な   い  /

 

スキルは磨いてきたつもりだったけれど、

肝心な本質が抜けていたのだと思った。

特に本も雑誌も24時間語れるほど好きじゃなかったし・・・。

 

そこで自分の好きなことってなんだ・・・?

と考えたら、旅行とか日本文化とか芸能とかメディアとかイベントとか、

そんなものが挙がったんだよね。

それを仕事にできるか・・・?と考えてみると、

旅行出版と旅行のメディア販売やパンフレット制作がいいのでは?

と思ったのでした。

 

マスコミに絞っていたころは

就職活動でピンとくる業界や会社がなかったのだけれど、

旅行関係に絞ってみたら、

「私はこれを実現させたい!」

「これが日本を元気にさせるビジネスモデルに違いない!」

・・・とそう思うことができたのでした。

 

まさに「これだ!」と思った瞬間でした。

 

しかしまたそこからも波乱は万丈でして。笑

 

だって突然、マスコミから旅行に転向したって、

受かるはずないよね?

かたや私のようにマスコミ専門で勉強してきたのと同じように

観光を専門に勉強してきた人たちと同じフィールドで戦う自信なんてないじゃない。

 

でも、可能性に賭けてみようと思った。

そこにマスコミ業界でなかった「しっくりきた」感があったから。

 

いろいろ受けて、今の会社に入って。

内定辞退したところもあっ迷ったこともあったのだけれど、

今、私はこの会社に入ったことが最善の選択だったと、

自信を持って言える。

 

そんな私のやりたいこと。

マスコミ業界を目指していたころの志、真髄と通ずるもの。

私の核心となるもの。

 

楽しい!を通して

人を元気に、社会を元気に、日本を元気にすること。

知らないものを知って、新しい世界が開けたり、

生きるのも悪くないなって思えるもの。

 

とにかく、過去の私がそうだったように、

なんにも面白くなかった世界が

面白くなるような、そんな手助けがしたいなって思っていて。

 

それでいて、私が好きなものを

掛け合わせたら新しい価値が生まれるかも・・・?

 

欲張りな私だから、

まだマスコミ業界のことを捨てきれなかったの。笑

 

旅行×メディア

 

これは私が好きなものを掛け合わせたもの。

 

私が自信を持って誰にも負けない!と言えるもの。

 

それでいて、そのビジネスモデルが社会や日本を元気にさせるもの。

 

そんなこんなで、旅行業界側に居ながら、

マスコミやメディアコンテンツと関わることができるチャンスを

こっそり探していたのです。笑

 

<つづく>