こんにちは、輝きのライフコーチあきちゃんです。

 

今回、クライアントにコーチングをしたのですが、深堀りがはまらず、新しい気づきが生まれなかったと思い、未熟さを痛感しました。

 

しかし、この考えこそエゴだと気づいた、そんなお話です。

クライアントの不安とは?

今回、クライアントと3回目のセッションでのエピソードです。

 

最近感じる不安について、色々と話をしていただきました。

 

その中で、不安があることがわかり、その原因や過去の記憶を探ってい行きます。

 

家族の人間関係の不安に関しては、相手との境界線は引けていますかと、問いかけます。

 

すると、境界線の話は以前にもお伝えしていて、ある程度できているようでした。

 

他にも、お金に対する不安も認識されていて過去の記憶とつながっていきます。

 

それらしい、過去の出来事が見つかったので、その出来事の捉え直しをしていきました。

 

すると、その捉え直しも過去にやったことがあるとの話も出てきました。

 

そんな感じで、いくつかのテーマで深堀は進めていくのですが、何かすでに認識済みのものばかりで、新しい発見が出てこない感じでした。

 

一通り振り返りも終わってから、最後に僕から「今回はあまり新しい気づきがなくてお役に立てなかったかな」と言うと、「いっぱい話せて整理できました」と言ってもらえて、ハッとしました。

コーチングの捉え直し!

自分の中で、コーチングは新しい気づきを与えなければ、という思い込みが強くなっていたことに気が付きました。

 

話を変わりますが、ちょっと前にコーチング仲間とミーティングをしている時、その友達がコーチングをした話を聞きました。

 

その友達がクライアントとセッションした時、そのクライアントはいくつか課題を抱えているものの、本人が悟った風、凪状態だと認識しているから、問題に蓋をしていて、自分の技術では何もできなかったと嘆いていました。

 

それに対して僕は、そのクライアントにとって今は深堀するタイミングでないだけだよ、とにかく寄り添って話を聞く段階かもねと、掘り下げることだけがコーチングでないよねと、自分で言っていたばかりでした。

 

で、話を戻すと、他人に言っていたことが自分ではわかっていなかったなと、ふと思いました。

 

クライアントが心の内側を外に吐き出し整理するだけでも、とても役に立っているのでした。

 

今回、僕のエゴが、深堀しなきゃ、新しい気づきを発見しなきゃと、勝手に思い込んでいたことに気づくことができました。

 

逆にね、クライアントの不安の種を探すのが、謎解きみたいで面白いのですよ。

クライアントの役にも立てますし、そこに価値を見出していました。

 

そのことにも気が付くことができました。

 

あきちゃんの本日の学び!

コーチングであんまりうまくいかないという体験をしたことから、新しい気づきを得ることができました。

 

相手の話を聞くだけでも価値があること。

深堀していくことを自分自身楽しんでいたこと。

 

そして、コーチング中に自分のエゴに掴まれたから、深堀が上手くいかなかった側面もあったと思います。

 

エゴを手放すコツは、先ずエゴが出てきたことに気づくこと。

 

引き続き精進していこうと思いました。