こんにちは、輝きのライフコーチあきちゃんです。
イケメン気功師のしゅんさんが好きな映画として紹介してくれたり、苫米地博士の本を読んでいる中でも紹介され、インセプションとういう映画が気になったので見てみました。
実は僕自身、上映当時は、映像のインパクトに興味を惹かれ映画館に見に行ったのですが、内容難しくてついていけなかった記憶があります。
今回あらためて視聴した感想を共有し、コーチ目線で解説したいと思います。
あらすじ
未視聴の方のために、簡単なあらすじを紹介します。
主人公のデカプリオは、相手の夢に侵入し情報を盗む、産業スパイです。
そのため命を狙われ、家族の子供二人と会うことができずにおり、その子供たちと再会することを人生の目的にしています。
そして、死別した奥さんへの罪悪感と葛藤しており、潜在意識の中にその奥さんが何度も現れます。
この奥さんとの経緯が物語のカギとなっているので、注意してみると良いでしょう。
話が進むにつれ、情報を盗むのではなく、植え込むというミッションを依頼されます。
この植え込みのことを「インプレッション」と言い、映画のタイトルになっています。
植え込みは非常に難しいため、仲間を集めて入念な準備を行います。
そして、ターゲットの夢の中に入り、さらにその中で、夢の中に入るといった、入れ子構造となっています。
ここが複雑にさせているところで、見る際は、その場面が第何層の夢かを意識おくとよいでしょう。
また夢から覚める条件が、キックと呼ばれる、後ろに倒れる衝撃を与えることとなります。
この状態を作るために悪戦苦闘していますので、ここも押さえておくと良いでしょう。
そして、最後にインセプションが成功したのか、無事夢の中から出られたのかという話となっています。
最初のデカプリオと老人が再開する場面とラストのシーンが重なる演出も引き込まれますね。
いずれにせよ、複雑なので、何回か見ることで、より深く楽しめると思います。
深層心理における書き換え!
映画の中で、ターゲットにアイデアを埋め込む話が出てきますが、まさに思い込みの書き換えや情報空間の書き換えの話です。
相手の心の中を変えることで、行動を変えようとしています。
この時に大切な事は、深層心理の奥の方に埋め込む必要があることと、他人が植え込んだことがばれてはいけないということです。
映画の中では、夢の中の夢へと深く入って行きます。
また、自分でその考えに至ったと思わせることもポイントとしています。
これをコーチングに置き換えると、クライアントへアドバイスしてもあまり効果がないことに重なります。
みなさんにも、人から言われたことには、反発したくなるということはないでしょうか。
なので、コーチングでは、クライアントに話をどんどんしてもらい、その中で自分の中から気づきを得ることを重視しています。
だからこそ、本当に効果のある変化を与えることができます。
また現代気功においては、100%非言語の手法を重視していると教わりました。
言語を使わないので、コーチはアドバイスをせずに書き換えていきます。
これも相手にばれずにすり抜けることが重要であることを示しています。
映画から学ぶビジネスへの展開!
インセプションの取り扱う潜在意識の書き換えというテーマは非常に有益なテーマです。
しかし、このテーマで宣伝したとて、見たいとはならないのではないでしょうか。
そこで、夢の中に入り、現実では起こりえない映像を見せることで、驚きを提供してくれました。
まさしく僕自身、街が垂直に、もしくは天地反転する映像をみて、すげー、面白そうと思って、当時映画館に足を運びました。
何が言いたいかと言うと、これをコーチングのビジネスに置きかることができるということです。
コーチングはクライアントの怖れや思い込みを書き換え、人生を好転する素晴らしいツールです。
しかし、まだまだ知名度が低いと思います。
それで映画の映像美のような演出も必要だということです。
だからコーチ自身がしっかり稼いで成功しているということを示すことが必要だと思います。
コーチ自身、人生を改善させている姿を見せるのです。
そして、見栄えにおいても、楽しそうに生活していたり、外見も自分を表現しているものになっていたいと思います。
自分をころして演じる必要はありませんが、自己表現を我慢する必要はないと思います。
やりたいことをし、着たい服を着て、美しく健康であろうとすることを隠さなくていいということですね。
そんな自然体で輝いている姿を、アピール(演出)することで、人を集め、そこで初めてコーチングを提供できると思うのです。
あきちゃんの本日の学び!
トム・ハーディ演じる偽装士イームスが格好よかったですね。
偽装士だけに自信が溢れており、どんな逆境においても(皮肉は言うものの)楽天的な態度で臨機応変に対処していきます。
そして、チームで何か目標に向かう姿はまさしくプロジェクトであり、こういうのが好きですね。
僕は将来、何かミッション(課題)を見つけて、チームを集めて、仕事をしているのだろうなと思います。
映画の中では、現実は夢ではないという描写になっていますが、これまでの学びの中では、現実も幻想というふうに理解しています。
その上で、幻想ならば悲観せずに楽しもうという気概で生きています。
だから夢であれ現実であれ、そこから脱出することに執着せず、ゲームを楽しみ倒す方が勝ちだなと思いました。