菅原浩太建築設計事務所
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2018-06-20 15:01:56

S-Temple Project 2

テーマ:建築

大阪北部を中心とした震度6弱の大地震で被害が出ています。

 

通学路の既存不適格ブロック塀などは熊本地震でも東日本大震災でも多くの被害を出しましたし、随分前からその危険性が指摘されてきました。建築の耐震化のみならず、倒壊により避難経路を塞いでしまうような既存不適格ブロック塀への対策は喫緊の課題だと思います。

 

とはいえ、所有者の管理の問題であることですから、建築確認が必要な新築や増築の場合は構造安全上問題の無いような是正工事が前提になりますが、古いお宅などのブロック塀については行政の手が届き難い状況で、死者が出ないとなかなか改善されていかないのは悲しいところです。。

 

S-Temple Project もいよいよ大詰めになってきました。

 

 

いぶし瓦タイルの施工中。

 

 

ラスボード下地のところは漆喰になります。八角形の長押、引き戸の取り合いは難しいところですがキレイに収まっています。六角形の台座は斜めの入隅に六葉を取り付けるための台座です。六葉は釘の頭隠しの意味合いもあります。

2018-05-22 13:28:48

栗城史多氏死去

テーマ:日記

 

読んでいないのですが、「神々の山嶺」というマンガがあって映画化もされていたようですね。

 

主人公はエベレストの南西壁ルートを無酸素単独で登ることを夢見ているという物語だそうです。

 

もちろん行ったことが無いのでわからないですが、山好きの聞きかじり程度の知識では、南西壁、北壁というのはとても難易度が高く、第一級の登山家が隊を組んで成し遂げた記録以外で、今まで単独無酸素の成功事例は無いようです。上のグーグルアースの写真は北壁です。

 

エベレストのノーマルルートは数百名を超す多くの登山家に上られていますが、南西壁や北壁の直登ルートは、アプローチも悪く、他隊によって付けられたトレースや残地ロープも利用することが出来ません。

 

登山家の栗城史多氏が8回目のチョモランマ挑戦で死亡したとのニュースがありました。

 

詳しく知らなかったのですが、調べてみると栗城君の目指していたルートは南西壁や北壁の単独無酸素といった成功すれば歴史的偉業として世界中から讃えられるような超難関ルートです。

 

栗城君の力量からいって成功は絶対有り得ないと断言するプロ登山家が大勢いたそうです。失敗する度に大風呂敷を広げて難ルートへの挑戦を宣言し、その度に核心部に行き着く遥か手前で敗退を繰り返しており、これら話題性優先の登山スタイルを疑問視する人も多かったようです。

たしかに両手の指9本を失っては、氷壁でアイスアックスを駆使してどれだけよじ登ることができたのか疑問です。

 

栗城君は「神々の山嶺」に触発されていたのでしょうか?

 

普通は、まずノーマルルートでもかまわない。ノーマルルートの単独無酸素登山に成功したら、もう少し難易度の高い山やルートを登る。少しづつハードルを上げて更なる難易度の山に挑戦するというのが普通の考えです。

 

しかも遭難して多くの指を失えば、多くの人はチャレンジする対象を変えようと考えると思います。登山家の山野井夫婦のようにレベルは変わっても山にこだわり続けるアスリートもいます。山野井夫婦は根っからの山好きにみえます。ブログを観ても、目立たなくても今の自分の満足できる登山をしたいという気持ちが切に伝わってきます。他人がどうあれ関係無く、ただ好きなことを好きなだけするのが夫婦にとって幸せであれば、もう他人がどうこう言うレベルではありません。

 

しかし、栗城君が一足飛びに最難関ルートへチャレンジしたってところが、何か焦燥感を表しているようにも思えます。生き急いでいるかのようです。もちろんいろんなプレッシャーや批判に対する焦りもあったのでしょう。

 

生前、自身のチャレンジを「否定への挑戦」と呼んでいました。

 

しかし、彼の目標はあまりにも難し過ぎたと思います。人生、頑張れば必ず報われるわけではありません。どんなに努力しようが、どうしても越えられない壁はある。エベレストの最難関の壁は、まさしくそんな壁のひとつだと思います。

 

越えられない壁だからこそ、失敗しても言い訳もできる。いつしか失敗すること自体が目的になっていったのかもしれません。

 

スポーツ選手が短いキャリアの間にどれほどの記録を残せるか?個人差はあるものの、ある程度の年齢に達したらどうしても体力は低下していくのでしょうから、経験で補うしかありません。もちろん経験によって、年齢によって、山の楽しみ方も変わる。気力体力全てが100%以上のものを要求される極限的な登山でなくても、部分的にテクニカルだったり、ルートが面白かったりと、或いは里山歩きのレベルだって、スタイルを変えればいくらでも満足できる登山形態というものがあるように思います。

 

そもそも山登りなんて自己満足の世界なんですから。どこで自分の気持ちと折り合いを付けるかってだけの話でしかありません。

 

どんな登山家だって、死ぬことを前提とすればどんなに危険なルートでもチャレンジするでしょう。しかし無事に下山することが大前提、家族のために引き返す勇気も必要、と考える常識的な人間にとっては、命の前では「たかだか山登り」でしかありません。

 

もちろん、プロにとって現役時代にどれだけ偉業を残せたかどうかでその後の生活に影響しますから、プロにとって山登りは、「たかだか山登り」ではないでしょう。しかし、名誉欲が強ければ強いほど、逆に山が好きという純粋な気持ちから遠のいてしまって、半ば任務のように命の危険と隣り合わせの曲芸を演じる羽目にもなるでしょう。

 

自分自身の心体のリミッターをどこで掛けるか?これ以上行けば命を失うかもしれないという心と、あともう少し頑張ればなんとかなるかもしれないという心のせめぎ合いの中で、極限を目指す者だからこそ、どこかでそのリミッターを外さないと到達できない壁があるのでしょう。

 

真相はわかりませんが、栗城君は最期にそのリミッターを外したのかもしれません。敗退を決めた後の下山中に低体温症で亡くなったそうですが、既に敗退を決めた時点で下山する余力を残していなかったので、リミッターは越えていたのでしょう。

 

そして生と死の天秤で、生を掴むことが出来なかった。この「否定への挑戦」の顛末が、むしろ厳然とした否定という壁の存在を際立たせた結果になってしまったようにも思えます。

 

ご冥福をお祈りします。

 

2018-05-20 17:04:35

天王森泉公園など

テーマ:建築

今日は透き通るような晴れ間。しかし、ここのところの気温差で体調を崩して、家族全員調子の悪い日々です。

 

最近、仕事で横浜市泉区に行くことが多いのですが、気になっていた天皇森泉公園に行ってみました。

 

 

ここには明治から大正にかけて、清水製糸場があったところだそうです。

 

製糸場は、繭を煮るために豊富な水が必要ですが、この公園には豊富な湧水が今でも流れており、本館の裏の回遊公園でみることができます。

 

製糸場の建物として明治44年に建てられた本館は、関東大震災で被害を受けたのち、再建されて個人所有されていましたが、平成になってから公園の一部として整備されたものだそうです。

 

 

内部は見学できます。8畳間ほどの座敷が連続してあり、四週を縁側で囲われている典型的な田の字プランの建物です。障子やガラス戸のデザインが素敵でした。

 

また、近くで工事中の現場を観てきました。

 

 

銅板平葺きの宝形屋根の棟には、宝珠が載っていました。納期がかなりかかっただけに良い感じです。

 

 

平葺きはハゼの折り目をわざと大きくして立体的に魅せています。このほうが凹凸感があって高級にみえるとのことで、板金屋さんの腕の良さが光りますね。

2018-05-11 15:57:13

外構 アプローチ工事

テーマ:ガーデニング

先日、3年前に引き渡しました施主のお宅へ伺ってきました。

 

室内は観葉植物や小物がセンス良く置かれており、造作で造ったテーブルとイスが良い感じになっていました。

新居を思いっ切り楽しく過ごされており嬉しくなりました。

 

一昨年、アプローチを素敵なガーデニングに変えたいというご依頼を受けて一から練り直しました。

原設計では、アプローチは枕木と芝生を植えていたのですが、ピンコロのうろこ状の舗装にして、もともと床に敷き詰めていた枕木はリズミカルに掘っ立てて、その間はガーデニングゾーンとして土を残しました。

 

ガーデニングはポイントウォールのローズマリーと地被植物に覆われて、とても良い感じになっていました。

水道メーターのカバーが青くて目立つのですが、上手に鉢を置いて存在感を隠しています。

 

工事を担当した外構屋さんとその知り合いのガーデニングの先生に協力していただき、植物のレイアウトを本当に巧くまとめてくれました。

 

 

 

2018-05-09 16:38:48

第18回「鎌人いち場」出店のお知らせ

テーマ:日記

 

(一社)神奈川県建築士事務所協会鎌倉支部では、毎年の恒例となりました「鎌人いち場」に今年も出店いたします!

 

出展内容は、、、ヒミツですが、子供が楽しめそうな企画を用意しています。ぜひお越しください!

2018-05-06 16:08:38

GW 2018

テーマ:日記

今年のGWも今日で終わり。

 

GWはいろいろ諸事情ありまして家族遠出はせず、仕事の合間に家族で近場で遊んで終わりでした。

 

 

洞窟体験隊になったり。。

 

 

公園の中の古民家を見学したり。。

 

 

涼し気な土間空間に癒されたり。。

 

 

海辺でランチしたり。。

 

 

美味しいお料理に舌鼓。。

 

 

毛虫がつく前に、庭の梅の実を取ったり(大量!)。。

 

 

子供とおままごとで遊んだり。。

 

そんなGWでした。。
 

2018-04-26 22:20:16

S-Temple Project

テーマ:建築

もうすぐGWですね。今年もあっという間に1/3が過ぎようとしています。恐ろしいですね。。

 

横浜のほうで施工中のお寺の本堂の工事です。天井は格天井、軒天も貼るので小屋組みは隠れてしまいますが、しっかり出来ているので少し勿体無い気分です。プレカット基本でプチ手刻みという具合に合理化しています。

 

軒は6尺以上なので桔木(はねぎ)で持ち出しています。桔木は桁を天秤にして屋根の重みによって深い軒を出す伝統工法の技法です。

 

 

また、水屋もバッチリいい感じに建て方が終わりました。水屋の裏にはトイレがあります。渡り顎(わたりあご)による架構になっています。

 

右側の壁は板倉壁になります。壁は漆喰で仕上げます。

 

 

水屋の土台もしっかり出来ていました。長ほぞ込み栓により柱を固定です。また、通常は土台と基礎の間には基礎パッキンが入ります。しかし、このような壁の無い架構の場合は土台を直接布基礎天端に載せるか、若しくは木のパッキンで浮かせる方法があります。今回は直接載せると土台が傷むことから後者の方法で土台を浮かせています。

 

 

土台はほぞ孔の欠損部で割れないように、余長部分を少し出しています。意匠上のワンポイントにもなりますね。

 

しかし、大工さんの腕前が良くて感心の一言です。素晴らしい本堂が出来そうです。

2018-04-25 21:20:16

季節料理あら珠 個室改修

テーマ:日記

先日、鎌倉の鶴岡八幡宮前にあります季節料理あら珠さんの個室がOPENしました。

 

内装のデザインに参加させていただきました。

 

落ち着きのある掘りごたつでゆったりと美味しい料理を堪能できるスペースです。是非お越しください!

 

2018-04-21 20:45:49

4cups店舗

テーマ:建築

年明けから一休みする間もなく春を迎えてしまいました。。

 

みなさま大変ご無沙汰してしまいました。

 

私が設計で係わりました店舗が完成しまして先日OPENいたしました!!

 

座間イオンモール店の中にありますので、立ち寄ってみてください。

 

 

 

2018-02-02 20:28:24

公開講座 「鎌倉震災誌」に学ぶ防災と減災

テーマ:公演、催し

寒い日が続いています。去年暮れから1月一杯と非常に多忙な状況で、ブログ更新も滞っていました。

 

今日は2月17日土曜日に開催される「鎌倉震災誌」に学ぶ防災と減災 をご紹介します。もう日にちが無くなってしまったのですが、ぜひご興味ある方はお越しください!!

 

 

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