赤ちゃんを満員電車に乗せたくて乗せている

ママばかりではありません。

という記事を読んで、たしかにうちの子のときと違う。

今の時代は

「保育所」関連で仕方なくってこともあるんですよ。

(なるほど)

家から自転車などで通える保育園なら

すっごく嬉しい限りなんですが、

自分の都合のいい保育園って

他の人にも都合がいいってこと。

待機児童の問題がありますよね。

 

「保育料無償化」でしたっけ?

贔屓されているように聞こえるんで、

 

 

優遇されてんじゃないのか。

と、怒りの声が含まれているのではないでしょうか。

 

そうそう、わたしの時代も

無意味な税金のバラマキが政策でありました。

 

*今回、これを考えていきます。

「子どもに対して10万円の商品券を配布する」

 

対象が限られていた上に、自分は「関係ないから」と内容を

知ろうともしなかった。

実際、これをされても会社の寮暮らしをしていた同僚は

使用方法に困っていたようです。

 

電化製品買えばいい

→寮に備え付けてあるので勝手な変更はできない。

 

子どもの物を買えばいい

→ランドセルなど既に持っている。

いま必要なのは、学校に送り迎えするための自動車。

山の中なので、小学校まで子どもの足で歩いて2時間かかる。

森の中をテクテク歩いていく。

親は心配したと思いますよ。

 

結局、彼女が購入したのは「ゲーム」と「冷蔵庫」だそうです。

冷蔵庫って何?

寮なんでしょ、どういうこと?

 

疑問を持ちましたよね。

そう、いいとこついているんですよ~。

 

実はここ、部屋だけプライベートを守れるんだけど、

風呂、トイレ、キッチンは共同なんです。

しかも、男女共同で一緒に住んでんですよ!

 

キッチンにある冷蔵庫に食料を入れていたら

消えているんだって!

 

男子大学生の寮に、シングルマザーが住んでるようなものだった。

まあ、想像してみてください。

アメリカンドラマとか寮でパーティーしてるシーンを。

 

***************

 

住んでいる環境を聞いて、

「引っ越しに使っちゃだめなの」

と思ったんですね。

 

ただこれね、いまだからこそ言えるんです。

自分が親世代になったからこそ、理解できるものがあるんです。

当時はボンヤリした感想しか抱けなかった。

 

これが現金だったら引っ越しして、子どもたちも町の小学校に通えるし、

お巡りさんだっているわけです。安全も教育も金次第でやっと普通の生活を営める。

救急車ですら約2時間かかって、「迎えに来る」んだから。

普通に風邪引いた程度じゃ、病院にすら行けなかったという状況だったんですね。

 

この後、彼女は引っ越ししていきました。

 

わたしも「優遇されてる、ズルい!!」って言っちゃたんですね。

でも、よくよく中身を聞いてみたら

それってどうなんよ?

 

自分も子どもも幸せじゃないんですね。

生活が全然豊かになっていない。

このケースに関してだけなのかな、

「無駄にお金使って」と責められて、実際に使い道なく

ゲーム買うぐらいだったというのは。

 

なんかね、責める言い方しちゃって

ごめんなさいって後悔してるんですよね。

 

満員電車でのベビ連れがバッシングされているのも

同様の思いから来てんじゃないかなっていう例を書きました。

 

わたしが昔そう思ったんだから、いまの人たちも同様な思いを抱いたとしても

おかしくない。

むしろ「昔は○○だったんだから」という怒りがこみ上げてくるんじゃないか、

VIP扱いされているように見えることが不満に繋がってんだよね。

 

実際ね、すっごく優遇「してくれよ」という人はふんぞり返ってますわ。

イジメボスたちが、そんなんだった。

 

電車で縮こまっているお母さんたちは、そんな人たちなんだろうか?

誰もが恩恵を受けて、満足してるわけじゃない。

「優しく声をかけてあげて」

なんて、シャイな日本人にはハードル高すぎ。

そんなことしなくていいので、

赤ちゃんだってぶつかられたら痛いので泣くし、

(ということを知ろう)

泣き声にイライラするのは「欲求」をぶつけ合ってんだよ。

(と思おう)

本当に嫌だと思ったら、その電車を降りて逃げても構わない。

ぐらいが丁度いいんじゃないか。

実際に行動するのは、あなたが決めればいい。

主導権はあなたにある。

 

でも、この記事の中でも

「日本人は赤ちゃんや子どもに冷たい」

という言葉を使ってるんですよね。

その対比例として外国では

「赤ちゃんや子どもに話かけてくれる!!」

と持ってくるんですよ。

 

そういう人もいますよ、でも全員ではありません。

そもそも、外国っていうけどさ、一体どこの国なの?

確定されていないよ。

アメリカ・イギリス・カナダと断定しますよ。←勝手に断定。

見たことありますか?

アメリカ・イギリスでは

「児童虐待に関する書籍」が写真つきで出版されています。

寝返りできるかどうかの赤ちゃんの太ももに熱湯かけた写真や

肉が裂けて血液がドバドバ流れ出て、止まらないものもあります。

という文章つきのケースを。

外国人だって、常に赤ちゃんや子どもに優しいのではない。

向こう側からしたら、「日本人の赤ちゃん可愛い、東洋の神秘だね」

程度に思ってくれてるんじゃないの。

わたしたちだって「金髪に青い目の赤ちゃんってマジ天使」と思うでしょ。

 

 

将来の年金を払ってくれる人なんだからという理屈は

いまの落ち着いた時間だから、「文章は読める」だけであって

怒りなどの感情はそのときになってみないとわからないんだよ。

しかも、日本人は自己肯定感の低い人種なんだよ。

自分のことを自分で優しくできないから、

他人に対して「ダメ出し」がバンバンできるわけ。

だって、普段から自分にやっているのだから。

 

だからここは、「もう少し自分を甘やかそうよ、大事にしましょうよ」

がベターな回答なんじゃないかな。

 

なぜならわたしたち、子どもの頃から親の色眼鏡で生きて来てるんですよ。

・嘘をついてはいけません

・他人に迷惑をかけてはいけません

・こつこつ真面目にするのがえらい

・こつこつやるのはバカだ、真面目は間抜けのすることだ

など、親のものさしで育ってきている。

自立するまで親の保護がないと生きていけないのだから、

それは仕方がないことです。

 

自立した今は、「親と自分は違うんだ」という自分で考えることを

始めてみても良い頃ではないでしょうか。

 

まあ、わたしもベビーカーで電車に乗っていたときに

おじいさんに「こどもを泣かせるな!!」と

怒鳴りつけられたことがありますよ。