児童相談所で育った子はしつけが行き届かなくて

お店の商品を盗むから、自警団を作りたいんだ。

ともっともらしく意見を言ってますが、

親からも捨てられた子どもが

他の大人に懐くことは「難しい」と理解してほしいです。

親を信じられないんですよ。

他の誰を信じられるのでしょう?

その、他の誰かである

あなたたち大人が

「児相の子は盗みを働き、治安が悪い」

と責めているのです。

児童相談所があるから土地の値段が下がる

という利得は持ち出してはいけない理由です。

 

ここで考えてほしいのは、

あなたたち大人の態度・言動・行動など

すべてを見ている

「あなたたちの子ども」

が、どのように育っていくかです。

 

たぶん、親の態度を真似て嘲る・イジメる、

児相の子どもが万引きした風を装うなど

考えられる悪影響は多々あるのではないでしょうか。

 

今の子どもたちはビンボーだからではなく、

親の養育態度で親色に育ってしまいます。

 

子どもを守ろうという児童虐待防止のための措置を

取っていても、全ては親の責任という態度では

今の世の中、どうやってもこぼれ落ちるものがありますよ。

 

昨日もスーパーでわたしにまとわりついてくる小学生がいました。

邪魔で邪魔で仕方がなかった。

子どもを待たせているから、早く買い物を終わらせたいのに、

自分のかわいさ(?)をアピールして、

商品をカゴに入れる邪魔をします。

親はどこにいるのかというと、

遥か彼方の店内の一番奥にいました。

その下地にあるのは「精神的ネグレクト」じゃ

ないだろうかと訝しみました。

二親揃っていて、コレってアリですか?

 

帰宅すると隣家の子どもが可愛子ぶりっ子して

同じことをしてきました。

わたしを「ババア」と呼び、親たちの言葉使いを

そのまま真似る子どもたちを

快く思ってません。

 

本当のところは「自分の優位性」と「利得」が絡んだ結果

こういうニュースに発信するという行動をとったものと思います。

 

児相の子どもたちは、いずれ親元に戻される時がくる

(かもしれない)

高校卒業したら、世の中に放り出されます。

親から独立したければ、バイトで生計立てて大学通ったりします。

必ず人殺しになるとは限らないが、

人の道を外さないとも言えない。

それは親がいても同じことが言えます。