TODAY'S 子供にプログラミングは無理


まずはっきり言います。

 

 

 

子供に親が無理やりプログラミングを学ばせようとするのは意味がないです!

 

 

 

え?って思った親の方多いんじゃないんですか。

親御さんたちが、子供にプログラミングをやらせようとするわけは、世間では子供の頃からそのような英才教育を行っておいた方が良いという意見を聞いたからじゃないですか?

これに関して間違っているとは言いません。

しかしこちら側が伝えたいことと、親御さんとの間に認識の差があるのです!!
今回はそのことも踏まえて書かせていただきます。

 

 


結論から述べます。世間でよく使われている、JavaScriptや HTMLなどのプログラミングを学ばせるのは早いけど、プログラミング的思考を養うのはとても大事!

ということです。




  プログラミング的思考とは


「プログラミング的思考」を一言でお伝えすると、コンピューターやプログラミングの概念にもとづいた問題解決型の思考です。

文部科学省は、プログラミング的思考を

「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組み合わせをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」

と述べています。

これがどのように学校で教えられるのか、文部科学省というと、例えば、正方形を描くためのプログラムを考えます。

(80)歩前に進む、(90)度回転する、を4回書いてつくることもできますが、(4)回繰り返す、というコマンドにするともっと簡単に描けることを学びます。

このように、自分の意図する一連の活動を実現するために、必要な動きを分解して考え、どのように組み合わせるとより効率的に意図した活動が実現できるのか、を論理的に考えていく力がプログラミング的思考です。

この考え方は、社会に出て、なにかプロジェクトを行う際、その目的に必要なタスクを分解し、どのような順序でスケジュールを組み立てていけばより効率的でスムーズにプロジェクトが完結されるのか、を考えるなど、様々な場面で活用することができ、将来どんな職業に就くとしても、普遍的に求められる力です。

参照:プログラミング的思考とは|論理的思考との違いと学び方 2020/02/06                                                            https://robo-done.com/blog/2020/02/プログラミング的思考とは|論理的思考との違い/

これが世間でいう、    

 プログラミングを            子供に学ばせろ!                    ということなのです。

自分は、小学生を対象としたプログラミング教室でバイトしています。そこで感じるのは、生徒たちの向上心や好奇心、が凄い高く、思考の仕方が何もしていない子供達とは、1つ上の段階にいることです。働いている教室で行っているのは、ロボットを活用したロボットプログラミングや、自考力を鍛えるパズル、Scratchを利用したプログラミングを行っています。パズル、ロボット、Scratchとレベルが上がっていくのですが、必ず最初は自考力のパズルから始めます。自考力というのは、プログラミング的思考と準ずるところがあります。

この下にScratchやロボットの教材、自考力を鍛えられるパズルを置いときますので、試しに買ってみてください。



 



これで、わかってくれたと思います。
本人達が望んでやりたいというのなら、プログラミング言語について勉強させてあげてもいいと思いますが、親御さんがやらせる場合には、まずは自考力や、ロボットプログラミング、Scratchをやらせましょう。
ここで積み重ねた力は将来必ず
役に立ちます  

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