ぼ、ぼくじゃないですって〜、の噺。 | ピン芸人 かけるの公式ブログ

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お笑いだけでなく、お芝居やダンス、パントマイム、殺陣、料理など自分の好きなことを通して、日々の出来事をお伝えしていくよしもとの芸人 かけるの公式ブログです。




ざっす!ざっす!おはざっす!

かっけるっやでー🙅


ID(いきなりですが)
昨日夕方17時ごろ、満員電車に乗っていたんです。
 

(電車の乗り換えギリギリ間に合うか…?)


僕はなるべくドア付近の場所をキープしてました。

ぎゅうぎゅう詰めの車内。
僕の周りには男性もチラホラ居ましたがほぼ女性ばかり。


すると気のせいか


「キュンキューーン」

「キュキュッ」

「キューン…キュキュッ」

と聞こえてくるのです。


(な、なんだ?)


と思いながらも
電車とレールのきしむ音だろうと
IQ100程度の頭で推測し(IQ100というのも推測)
電車に揺られていました。


ところがしばらくするとまた


「キュキュッ」


「キューンキューン」



と聞こえてくるのです。

それは彼女が彼氏に甘えるときのような
可愛い〜〜あま〜い声なんですよ。


どこから聞こえてくるんだ??
バカップルでも乗ってやがるのか!?
公共の場所でイチャコラしやがってー!!!

(ゆずれ!そこ!ゆずれ!!)


と思いながらも揺られていました。

隣の人とチラッと目が合う。

(なんですか??え?僕のこと知ってるの?)


「ハァハァハァハァ…」

 
「キュキュッ…くぅーん」

「ハァハァハァハァ…」



チラッチラッと複数人の女性と目が合う。

(え?なになになに〜??モテキ到来ですか!?
困ったな〜僕は一度にたくさんの女性は愛せないぜ〜(^_-)?)


なんてバカな事を妄想することもなく、
女性たちは不審な目で僕を見ていました。


「キュキュッ」


「ハァハァハァハァ…」


(っていうかさっきからなんやこの激しい息づかいは。)

「クンクゥ〜〜〜ン」


(なんや!イチャコラするな!電車の中で何してるんや!)

しかし、押し寿司の如くぎゅうぎゅう詰めの満員電車。
電車がカーブを曲がる度、もみくちゃにされながらも
もし僕が茶葉なら、手もみで良い頃合いになっているはず〜
と楽しく妄想をしておりました。

どこのカップルがイチャコラしているのか
確かめることもできないまま各駅で少しずつ
降りていく乗客を見送っていました。


乗客が減ったことで、さっきよりも
大きな音でハァハァハァハァが聞こえる。

僕の周りには依然として女性しかいない。


チラリと目が合う僕と他の乗客たち。(女性たち)


(はっ!まさか!ちっ!違いますよ〜!!!!!)


(ぼ、ぼくじゃないですって〜!!!)


ようやくバッグに入った犬を確認することができ
僕の変質者としての疑いは晴れました。
怖いわ!マジで!常々両手でつり革掴んでるんやから!


乗り換えの電車にも間に合わず
変な目で見られた僕。



そういえば昨日の朝


 “ 雪の予報やったのに晴れてるや〜ん。
あ〜あ〜雪降ってほしかったな〜

戌年生まれの僕は雪が好きなんや!
〽い〜ぬ〜はよ〜ろこ〜びに〜わ〜か〜けま〜わる♪
よく走り回るし、かけるって名前やからな〜

それに1月11日生まれやし
ワンワンワン!の日やから僕はもうほぼ犬や! ”


と言っていたんです。

犬め!!犬め〜!!!

犬っぽさをアピールしてたら
まさか犬のせいでこんな目に合うとは。


が〜ち〜の〜おまわりさん♪
に連れて行かれたらどうすんねん!

そんな哀れな僕。
犬のせいで哀れな目に合う。

これが生類憐れみの令やな!?




一句

うたがいと
空は晴れたが
雪景色

疑いは晴れて良かったが
雪は降ってほしかったな〜
だけど、周りからの白い目は
まるで銀世界のような寒さと厳しさを
体験させてくれました

ポツン。




だれか、心と体、温めてください😂

かける