主人が見つけてきた放課後デイサービスで、ずーっと、お世話になってきた事業所。
園で訓練させることを否定されていたのに、積み上げられるものがあると、初めて教えてくださったところだ。
1歳半検診で引っかかり、そういうレールが引かれたタキ。市の児童発達支援センターでもある園に入っても、「様子をみましょう」との一言にすがりついていた私。
2歳?3歳前?親子教室を勧められたとき、臨床心理士さんの発達検査を受けたとき、今思えばあれが告知だったなあ。真っ先に思ったのは、何て言ったらいいのか?また主人と大喧嘩だ、、、だった。
デブだしさー、家計は主人が握ってるしさー、金ないしさー、デブとかグズとか罵られるしさー、言い続けられるとさー、自己肯定感なんて本当に地に堕ちるよ。「デブ!」ほんとにデブだし、なんか間違えると「グズ!お前はいつもそう!俺がそんなこと仕事してるときしたらクビだよ!」1回が10回かよ、いつもじゃないし、仕事じゃないのに、言い続けられると「私が悪いのかも」って思うんだよ。反論するのも暴力がちらついて、自分の言いたいことは引っ込める。抱っこして実家に歩いて帰ったことあったなあ。寒いのに。皿投げつけられて額から流血とかさ、蹴られて膝の横で受けて青タンが皿の横に、、、こけてそんなことなるわけないじゃん。歩くと痛い。外にはこけたって言わんといけん。そうさせるお前が悪いとDV男の典型のようなことを言う。ちょっとは私が悪いのかも?なんて思い始めて、これはハネムーン期?いや違う違う私は悪くない。殴られていい理由なんてどこにもない。
そんなめんどくさい話、あまり人には言えないし、なんだったら、こっちが悪いように言われるし、年寄りとか殴られるほうが悪いとか、「いひひ、あそこの嫁さん逃げてどっか行ったで、手前が悪いなあ。」みたいな話平気で言うよね。義実家は「喧嘩両成敗」って言うし、人間不信になるよね。実家で愚痴りはするけど、タキがいるのにどうすんだ?ってなるし、実家でももう兄の家だしなんともできないよね。
じゃあ、私が逃げる勇気がないチキンなのが悪いの?なんでもかんでも悪いの?言い続けられると自己肯定感なんてなくなっていく。身なりにもかまわなくなっていくし、太るし、化粧水の1つもつけなかったなあ。明日を生きる金も無いですわ。飼い殺しだよ。地獄。
そんな中で、出会ったのがこの放課後デイだったんだよね。その手のことで何もいいんさらんけど、主人と私の会話を聞いていて「変だ」と感じている人は、たくさんいたようだ。
人前で私のことを「お前」って言うし、「部屋が汚い、家事しない」って言いつけるように、私下げの愚痴を言っている。支援者の人に関係ないのに面倒くさいから、反論はしなかった。言い返すと、関係ないことまでほじくり返して、ずーっと言っている。「こいつが何もしないんですよ」なんて、亭主関白気取り。「掃除自分でしたらいいじゃないですか?」って言われてたけど、そんなことは聞こえない。難しいことはみんな私が考えているんだよ。ビデオの編集も子どものことも、書類作りも、難しいことはみんな私が全てやっている。やっといてって言えば自分がした気になっている。しかも人に出すとき、自分が考えたみたいに言う。
あああ、愚痴が止まりませんわ。
これいつか消すかも。
そういう生活の中に差し込んだ一条の光っていうか、まさにそういう存在だったんだよなあ。精神的にすごく借りがある。
で、なんだかんだで、小学校に入り、ABAの先生とも出会い、私は社会性と対処技能を身につけていった。親のレジリエンスをあげる法則にのってたんだな。今思えば。(法則ではないです)
前紹介したSTの先生の時間に、タキが鼻をほじくり出して、「あー、すいません、お父さんティッシュ下さい。」って言われ、自分の横に置いてあるのに、「お母さんティッシュ!」って言ってきた。「お父さん?!そこにあるでしょ?!」って、STの先生に注意されたり。ざまぁ!
あれれ?でも私も条件反射的に動こうとしてるわ。ん?おかしいな。。。って。
訪問看護から来る若いOT STさんたちを見てて、途端に自分が恥ずかしくなっていった。先生達とああでもないこうでもないと、タキについて課題をどうしようとか、いろいろ話したり、成果が現れてくる。また、さらに楽しくなっていく。バリバリ働いていて、家庭もあって平穏な幸せがありそうで、キラキラして見えた。ああ、いいなぁ。
それに比べて私は。。。どうしてこうなった?
ABAの先生の話に出てきた言葉の1つに、「プライミング」ってあって、どうやら心理学用語のひとつ?らしかった。この先生の行動・教育コンサルタントはABAのペアトレでABC分析しますよなんて導入部分でしかなく、心理学用語バリバリ使ってくる話だった。
プランニング?ん?プライミング?って何?
有名な話と思うが、
『社内にお金を入れる箱と冷蔵庫にジュースを置いておいて、飲んだ人はお金入れておいてくださいってやっていると、収支が合わなくなりました。。そこで、その社内販売のところに大きな目の見開かれたポスターを貼りました。すると、無意識のうちに誰かに見られていると思うのか、お金をちょろまかす人がいなくなりました。』という話や『とある人に、老けたねー老けたねー、腰が曲がっちゃって、老けたねー、って普通の年相応の人に言い続けたら、本当に動きが緩慢になっていき、腰が曲がってきたりして老け込んでしまう』とか、、、これだ!って思って、笑。
あ、おんなじことされてるわ、私、って気づいて。ああ、私下げをしているときのこの楽しそうな表情。本当は私のほうがお前より頭いいんだよ。難しいことはみんな考えてやったろうが?資格試験何個取らせたよ?まともな鉛筆買ってくるところから教えたろうが?タキのことをわかっているのは私のほうだ。反論は許さない。
依存してるのはあっちのほう。ストレスの捌け口にされとる。自由になりたい!でもタキがいる。
シェルター入るレベルだって言われたことあるわ。
そんなふうに思っていたタキが小2の夏。
その時もその放課後デイで療育を受けていたんだけど、全く何にもなってなかった。タキの探索行動が酷くて扉を見るとあけずにはおれず、高齢者のデイサービスのほうに走り込んで行ったりしていた。危険だから止めるしかなくて、職員さんたちと揉み合いになる。しかも、笑っている。「テントウムシ、テントウムシ!」って叫んでいるとか、意味はなくてうるさいし、たまに主人も来るんだけど、たまらず殴りつけたことあるもん。最悪。
ABAのコンサルを受ける直前の放課後デイサービスで、タキが泣き叫び大混乱しリハにならない日があった。
それで一回、ABAの先生に聞いてみた。
かくかくしかじかで、先週は散歩と称して施設内見学をやったのに、今週はしなくて、タキが大泣きして、その日は訓練にならなかった。って。
後で、マイルドに放課後デイには伝えたんだけど、本当はものすごくdisられた。
ショックだった。
つづく。